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- サイズ:
- 40cm程度
夏場~秋口は暑さの影響で色が褪せやすい時期となります。
気温による色のりの薄さなどはご容赦ください。
■基本データ
サトイモ科 オランダカイウ(ザンテデスキア)属
名前の所説ありますが、カトリックの尼僧がつける襟(カラー)が語源の一つです。
別名:海芋(カイウ)、カラーリリー
花弁に見える部分は仏炎苞と呼ばれる萼(ガク)が発達したもので、実際の花は中心の棒状の部分です。
畑地性のカラーで湿地性と比べ茎が細めです。
■おすすめポイント
すっきりとした茎と独特な花のフォルムの花材。
スタイリッシュで大人っぽい印象があり、ディスプレイなどに人気があります。
黒い色と相まって、モダンな雰囲気のあるカラーです。
畑地性のカラーは茎が細めでブーケホルダーやアレンジで他の花材と取り合わせても使いやすいです。
苞には厚みがあり陶器のような質感があります。
■使い方
アレンジやブーケ・・・茎をたわめてカーブをつけて使用したり、花の形状をいかしてポイントとして葉物の様に短めに入れても面白いです。
ドライフラワー・・・・非常に水分量が多い花材なので、ドライフラワーには不向き。
■お手入れ方法
鋭利なナイフでスパっとカットします。ナイフが無い場合はよく切れるハサミでカットします。
深水につけると茎が溶けてしまうことがあり、浅水で水揚げ・管理をします。
茎にカーブをつける場合は水が上がりシャキッとしていると折れてしまうことがあるので、若干水を下げて柔らかくしてから茎を上から下へ扱くように矯めます。
矯める前にワイヤリング処理(インソーションメソッド)をしておくと安心です。
湿地性カラー程ではないですが、苞のしわを抑えるためにお花に吹きかける蒸散抑制のある薬剤が効果的。
■その他注意事項・出回り時期に関する説明
花や茎には色の差があります。
個体差や光の当たり方によっては、濃い紫色に見えることがあります。
【夏場のカラーについて】
カラーは冬場~春先が旬の商材で、これからの時期は品質が不安定になってきます。
(暑さ・湿度により茎がとけやすかったり、花のシワが目立ちはじめたりとリスクが高くなります。)
時期的にこのようなリスクのある花材であるということをご了承の上ご注文いただければ幸いです。