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芍薬(シャクヤク)
芍薬は開花面で難しい部分のあるお花です。
本商品説明および、水揚げ方法のリンクをご一読頂き、ご了承の上お申込みください。
必ずご一読、ご了承をお願いいたします-----------------------------
■ 芍薬の開花について
芍薬は開花の調節が<非常に難しい>お花です。
蕾の固さも産地・時期・その時の気温等に影響を受け、毎回一定ではありません。
咲きすぎ・咲かない等、基本的にはご対応の難しい部分ですのでご了承ください。
■ 開花調節について
芍薬を狙ったタイミングで咲かせるのはプロでも難しいものです。
ブライダルのお花屋さんなどは
仕入れを2重、3重に行いその時にベストなものを利用したりします。
スケジュールの決まったご利用の際にはリスク面をよくご検討ください。
■開花についてのアドバイス
・つぼみが固い場合。
開花までに時間がかかることがあります。1週間~10日程度。
咲かせたい場合は余分な葉はすべて取り、短くして水揚げ。つぼみを優しく水洗いして蜜を落す。
風を避け明るい窓辺などに保管。
・入荷時、つぼみが弛んできている場合。
ある程度つぼみがゆるんでいる場合は、開花スピードが一気に速まる。
ゆっくり咲かせたい場合は葉をあまり取らずに冷暗所で保管。
■開花後の花保ち
気温に左右されるところが大きいが
完全開花後、散るまでに2~3日が目安。
■白色品種についての注意
白系の芍薬は花弁に赤いスジが出たり、全体にピンクがかることがあります
「白系」とされる品種でも、このような状態のことがあり
純白とのお約束、保証は難しい部分となります。(開花するまで分かりません)
■入荷時の蕾状態について
数年前よりも、全体的につぼみは緩め入荷の傾向です。
ただしこれも産地、その時の気温などによりますので
あくまで傾向としてお考えください。
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■基本データ
ボタン科 ボタン属
花言葉は「はじらい」「生まれながらの素質」など
商品、鎮痛、抗菌などに作用する薬草として中国から渡来しますが、その美しさから鑑賞の対象として現在まで盛んに品種改良されています。
別名:ピオニー
■おすすめポイント
小さな蕾から、艶やかな大輪へと花開く様は、実にドラマチック。
繊細な花弁がふわりと咲く優雅なお花で、嫋やかな大輪の花は美人の代名詞です。
中央のおしべが全て花弁化し、大きな花弁になった八重咲品種です。
芍薬の中ではボリュームがあり花もちも良い傾向があります。
■出回り時期
4~6月頃
■使い方
アレンジやブーケ・・・きれいに見える花の向きを見極めてアレンジします。蕾と開花後では量感が大きく変化するので、花と花の感覚を十分に取って
ドライフラワー・・・・ドライインウォーター法は不向きの花材。満開になり、花弁が散る前に加工します。ハンギング法かシリカゲルを使用して加工します。
■お手入れ方法
基本的な水揚げで。元気がないときは茎を直火で焼き深水に浸けます。(焼き揚げ)
(湯揚げでも可)
開花後の花は乾燥に弱いので、乾いたら花に軽く霧吹きをすると良いです。