◎近藤先生より
風情ある夏花材のとりあわせ。
ブルーの色合いで清涼感ある作品です。
水を張った水盤に立てれば、オアシスも乾燥しにくいのでおすすめです。
花をたくさん入れすぎず、空気感を大事にしてあしらいましょう。
【アレンジ難易度】 ★★★☆☆
オクラレルカ | 10~15本 |
デルフィ フォルケフレーデン | 2本 |
アガパンサス ジューンブライド | 2本 |
アガパンサス ブルーベイビー | 2本 |
キキョウ | 3本 |
スモークグラス | 2~3本 |
風情ある夏花材…
清涼感のあるブルー系と、田舎の風景を意識した
オレンジ~ブラウン系。
こちらで2作品いってみましょう。
スポンジに丸い線を描きます。
(丸いバスケットなどをぎゅっと押しつけて線をつけるとよいです。)
線にそってナイフで切り落とし、円柱スポンジ作ります。
斜めにならないようにまっすぐにそぎ落としましょう。
円柱になったら、輪ゴム2,3本かけます
オクラレルカを輪ゴムに挟んでいきます。
長いサイズの葉っぱであれば、短めに切って程よい長さにして使います。
(中心に挿すお花が隠れてしまわないように)
すこし手で滑らせて外側にそらすようにクセをつけましょう。
最初にブルーのフォルケフレーデンをいれます。
近「では、新人さんやってみましょう。」
徳「では濱野さん、どうぞ!」 ってことで、やってみました。
浜「緊張します・・・^^;」
あまりスポンジの広さはないのですが、空気感を意識していれましょう。
やや高さを変えて2本いれました。
お花が大きすぎる場合は少し下の花をお手入れして軽くしてください。
葉は水下がりしやすいので取ってもかまいません。
スモークグラスは下の葉を取り除きますが、
ひっぱって取ると穂が折れてしまったりするので
ハサミで丁寧に切りましょう。
あまり暑苦しくならない程度に
キキョウは葉や脇枝がたっぷりついていますが、
このままですと水下がりもしやすくゴチャゴチャしてしまうので
すっきり葉の整理をしましょう。
フォルケフレーデンよりも低めに
キキョウ、アガパンサスをいれます。
多少オクラレルカの葉からお花がのぞくようにしてもかまいません。
花がたくさん入ってくるとごちゃごちゃしてきますので
余分な葉や脇枝を極力とり、透け感を大事にしましょう。
輪ゴムの上をラフィアで結びます。
和風なので、リボン結びにはしないで、シンプルに真結びにしました。
清涼感たっぷりの作品にですね。
暑い夏のひとときを忘れさせてくれる涼やかな作品です。