生花で作るポケットブートニア（カード式ブートニア）の作り方

この記事では、ポケットブートニアとよばれる、胸ポケットに挿し込むカードタイプのブートニアの作り方をご紹介しています。
ブートニアというと、小さな花束状のものをピンなどで襟元に止めるタイプが正式な形ですが、最近はカードに花を張り付けて、そのまま胸ポケットに挿すタイプの新しいブートニアの形が最近人気となっています。
この方法で作るブートニアは、全体にボリュームを出したり、高低差を自由につけられたりと個性的でより華やかなデザインにも対応可能です。
入学式、卒園式などの女性のジャケットなどにコサージュとしてあしらうのも素敵ですね。今回はなどんやでも、この形を参考にポケットブートニアづくりに初挑戦してみました。

■こちらの記事も参考にどうぞ！【読み物】ブートニアとは？由来からつけ方、作り方までをご紹介！

生花でポケットブートニアを作ってみよう！

プリザーブドフラワーやドライフラワーは、カードに花を並べてテープやグルーなどで固定して作られます。
生花ではどうやって作ったらいいのかな？
ブートニアはコットン保水が一般的ですが、長時間の保水がきちんと出来て、気温の高い時期でも使えそうな、エコゼリーを使ったデザインをはなどんやスタッフが考えてみました。

<作り方の概要＞
1）クリアファイルを重ねて外身の防水カードケースを作る
2）リボンでカードケースを装飾
3）エコゼリーの袋の中にもクリアファイルの板を入れて固さを保持、花を入れる
4）カードケースの中にエコゼリーの袋ごと花を挿し込む。

生花のポケットブートニア　材料

生花はお花の小さなもの、茎が細いものなら何でもOKです！

プチヒマワリ	3本
クラスペディア	5本
グニユーカリ	少々
ブルーファンタジー	少々

＜資材＞

エコゼリーＳサイズ	1個
クリアファイル（透明でなくてもok)	1個
両面テープ、防水テープ	適量
両面サテンリボン	適量

STEP.1 ジャケットのポケットサイズを確認

ジャケットのポケットサイズを確認します。今回はちょうどエコゼリーSサイズをいれてぴったりでした。
多少大きくても袋の高さはカットできますし、幅も袋を折り曲げるなどで対応できそうです。
胸ポケットのサイズに合わせて、クリアファイルをカットします。およそのカットサイズをペンなどでファイルに目印をつけておくことにします。

STEP.2　外身のカードケースを作る

エコゼリーのサイズに合わせて、クリアファイルをカットしたものを２枚作ります。それぞれ（A)と（Ｂ）とします。クリアファイルの折り部分を残して、それぞれ２つ折りになっています。
クリアファイル（A）の中にクリアファイル（Ｂ）を挟みます。
開いている部分を防水テープで目張りしておきます。

防水のカードケースになりました。上からみた形です。このカードケースを装飾していきます。

STEP.3　カードケースをリボンで飾る

下から両面テープを張り上げておきます。リボンを張る部分から１段づつ両面テープを剥していくとやりやすいです。リボンも１段分ずつカットしながら表裏両面に貼ります。両面サテンなどのやわらかいリボンが良さそうです。胸ポケットから少し見えることもあるので相応しい色の者が良さそうです。
今回リボンの切った端をカードのフチに合わせましたが、ポケットに入れるときに引っかかりやすかったので、フチ部分にも縦にリボンを張っておきました。（カードの真ん中をリボンの端にしておけばよかった・・・）
これで外身は完成です。

STEP.4　ゼリーの量を減らす、エコゼリーの袋にクリアファイルを入れる。

エコゼリーそのまま使うとゼリーが多いです。。。。カードの上は空いている状態なので、上から漏れないように少し量を減らしておきます。
エコゼリー（Ｃ）の中にクリアファイル（Ｄ）をいれます。お花を支える芯材となります。しっかり袋の下まで、袋を破らないように注意。
この時点で一度カードケースにエコゼリーの袋を入れてみます。入るかな？
横幅がきつくて入らないようであれば、エコゼリーの袋を少し折り曲げて細く調節します（芯材のクリアファイルＤも適宜細くカットして調節）