お盆はいつ?お盆、お供えに飾るおススメの切り花

この記事では、7月-8月のお盆、お供えに飾られる花をご紹介しています。
お盆はいつ、聞かれると、はっきり覚えている方は少ないのではないでしょうか?
お盆には7月(新盆、東京盆・毎年7月13日から7月16日)と8月のお盆(旧盆・毎年8月13日から8月16日)があり、どちらのお盆かは、地域によって異なります。お盆に使われるお花は宗派や地域によっても違いますが、一般的なものは「仏花(ぶっか)」と呼ばれ、スーパーやお花屋さんお墓、霊園やお寺で扱いをされるところもありますね。
仏花、お供えによく使われるお花の種類と、お花ごとの管理方法やポイントもご紹介しておりますので、夏休みの帰省などでお盆に花を贈りたい、飾りたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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■目次
1.お盆の花・お供えの定番
お供えの花
キク(菊・マム
ユリ
トルコキキョウ
カーネーション
デンファレ
オンシジウム
スターチス
カスミ草
アスター
ソリダコ
ヒペリカム
リューカデンドロ
2.お供えに使われる季節の花
りんどう
りんどう
けいとう
クルクマ
ほおずき

草花類(オミナエシ、ワレモコウ、穂ものなど)
3.お供えに使われる葉もの・枝もの
葉もの
ドラセナ
木苺
クジャクヒバ
おわりに
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■こちらの記事も参考にどうぞ!
【読み物】生花スタッフが選ぶ!夏のおすすめ切り花5選
【読み物】8月におすすめの切り花

1.お盆の花・お供えの定番

 

・菊・マム

キク
お供えの花として欠かせないのは「菊」ですが、夏は切り花としては本来の旬から外れています。暑さにより「お花が小さい・色が薄い・スプレーものの花数が少ない」など季節的な特徴が出やすい季節になります。
ただ、キクのお花自体は暑さに強く丈夫であることからお供えにも欠かせないアイテムになっています。丸い形が可愛いピンポンマムなど洋花との組合わせな品種も多数。

├参考記事 高温期の菊について
├参考記事 花を飾る前に!菊の水揚げの基本

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・ユリ / 出回り時期 通年

ユリ
暑さの厳しい中でも丈夫で長持ちなユリの花。夏が旬ということもあり人気の花の女王、カサブランカもお求めやすい価格になり、大変おすすめです。花首で短くまとめても可愛い八重咲きや、花粉のはじけない無花粉タイプなど品種改良によりさまざまなニーズにあった品種が生まれています。

【ユリのお手入れ方法】
水につかる部分は全部の葉を取り除き、上の方も枚数を減らします。お水はたっぷりめに。花粉がはじける前に指かピンセットで取り除くのがおすすめ。
花粉がはじける前に取り除くことで、長持ち効果も期待できます。
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├参考記事 ユリの水揚げ・開花促進方法

・トルコキキョウ

トルコ
トルコキキョウも花本来の時期は夏です。八重咲きの豪華なものが主流になってきていますが、初夏のシーズンにはブルー系の色や、軽やかな一重咲きなどで涼感を演出できます。洋花としても和花としても使えるのでご家庭にもなじみやすくお勧めです。白、黄色、ピンク、グリーン、紫など色も豊富で、どれもお供え花に使えます。1本そのままでも飾れますが、切り分けて小さな花瓶などで分けると家じゅうで楽しむことが出来ます。

【トルコキキョウの管理方法】
水につかる部分の葉を取り除きます。しわになってきた花はカットして取り除きます。お水はたっぷりめに。花の中のしべを取り除くと、傷みにくくなります。

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・カーネーション

カーネーション
カーネーションも、お供え花の定番です。日持ちの良さと、手ごろな価格帯、色の豊富さなどから和洋のお供えに使われます。小さな花が沢山つく「スプレーカーネーション」は
小花的なバランスでも使えます。

【カーネーションの管理方法】
お水はたっぷり。茎をカットするときは、太くなっているフシの部分を避けます。つぼみが固い場合は花を優しく撫でてある程度開かせることもできます。

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・デンファレ


エレガントな蘭の花。手ごろな価格ですが上品にしあがり、お供え花としても定番のアイテムです。長い花瓶に飾るには少し短いかもしれません。

【デンファレの管理方法】
意外と暑さには強くないので涼しいお部屋に。しおれてきたお花は摘み取ります。つぼみが先に傷んできてしまう場合は思い切って先端を枝からカットしてしまう方がいいでしょう。霧吹きなど適します。
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・オンシジューム

オンシジューム"
挿し色、流れるようなラインがボリュームアップに効果的な蘭です。風のあたる場所は避けて、冷房のお部屋で保管してください。お花全体を水につけての水揚げ、お花への霧吹きも効果的です。

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・スターチス

チース
きれいなドライになる小花。お供え花としても定番です。濃い紫色、ピンク、白など。ハイブリットスターチスと呼ばれる、線の細く小花のタイプのものは特に暑さに強いです。

【スターチスの取扱い方法】
お水は少なめが適します。茎に汗をかき蒸れやすいので、余分な表面水分を拭きとるのがおすすめ。風通しの良い場所に。
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・カスミ草

かすみ
万能小花のカスミ草。お供えのアレンジなどにも欠かせない存在です。染めものも人気です。

【カスミ草の取扱い方法】
花が順番に咲きます。咲き終わった花は摘み取り整理していきます。カーネーションと同じように、フシを避けて茎をカットして下さい。
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・アスター

エゾアスター
花の大きい「エゾアスター」がお盆前後に出回ります。葉が蒸れやすいので十分に取り除いて使います。
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・ソリダコ

ソリダコ
黄色の仏花の定番品。日持ちが良く、ご家庭向けのお供え花によく使われます。
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・ヒペリカム

ヒペリカム
茎が長く、ご家庭での花瓶や花筒にも適します。
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・リューカデンドロ

リューカ
お供え花として関西方面でよく使われます。スプレー咲きの緑のものが好まれるようです。
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2.お盆の花・季節の花

・りんどう / 取り扱い時期 6月~10月ごろ

りんどう
青、白、ラベンダーピンクなど清涼感のある色ラインナップが揃い、旬の時期です。お盆の花など和花の印象が強いですが、洋花との組み合わせもとても素敵です。花がたくさんついているのでカットパーツにしてレイなどにも使われます。

【りんどうの取扱い方法】
お花が密集しているので、蒸れやすい時があります。傷んだ花は取り除きます。
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・けいとう

けいとう

秋口まで出回りますが、旬の時期の夏はきれいでやっぱりおすすめです。涼し気なグリーンやピンクなどもあります。
種類や形も色々あり、花束やアレンジの埋め素材としてよく使われます。

【けいとうの取扱い方法】
葉は取り除きます。茎が傷みやすいので毎日の水替えと洗浄をしっかり行います。(性質的に虫に好まれるようで、飾る前に虫や虫卵がついていないかどうかしっかり確認をおすすめします。)
種が気になる場合はナイフの背を使って取り除くと良いです。

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・クルクマ

クルクマ
熱帯アジアやアフリカに分布する植物です。大型のものから、小型のものまで種類があります。大きなものは横から観賞する花姿になりますが、小型のものはバラのような雰囲気にも見えて可愛らしいです。

【クルクマの管理方法】
暑さには比較的強いですが、乾燥に弱いです。風のあたる場所は避けて保管してください。特に保湿が重要なお花です。蒸散防止のスプレーの利用がおすすめです。カップの中を保湿するようにまんべんなく振りかけます。

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・蓮の花(はす)、蓮の実

蓮
日本ではお盆の花として一般的ですが、オリエンタルムードの花としても人気です。8月ごろには蓮の実も出回ります。これも面白い花材です。
花が終わったあとの実(蓮の実、蓮台)もユニークな素材です。モダンアレンジメントや花束に人気です。

【蓮の花の取扱い方法】
扱いはちょっと難しく、そのままでは中々咲きにくいです。茎を逆さにして茎の空洞にお水を詰めて、そのままお水に活けます。(運が良ければ咲きます^^;
生け花用のポンプを持っている方は使ってみてください。

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・ほおずき

ほおずき
お盆の風物詩。切り花はお盆前の一時だけ出回ります。秋にドライにしたり、透かしほうずきを作りたい方はこのタイミングで入手を。
■参考記事 透かしほおずきを作ってみよう!
◆ほおずきの販売ページへ

季節の草花たち

秋の草花
8月は秋の草花たちが増えてきます。おすすめの時期です。季節素材を取り入れることでお供えの花にも季節の情緒がよく出ます。

・お供えに使わる季節の草花たち

フジバカマ8月~10月半ばごろ
トリカブト 8月下旬~9月初旬頃
ワレモコウ(吾亦紅) 7月~10月ごろ
オミナエシ(女郎花)7月~9月中下旬ごろ
穂もの類(パニカム、玉すだれ、ファウンテングラス、黒ひえなど)

お供えにおすすめの枝もの・葉もの

・ドラセナ

ドラセナ
ボリュームがあり安価、暑さにも強くお供え花の定番。種類も多数
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・雪柳

雪柳
和風の雰囲気で涼し気な、緑の雪柳
◆雪柳の販売ページへ

・がまの穂(蒲、ヒメガマ)

がまのほ
田舎の風景。長さを生かして枝もの的に使います。
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・木苺

木苺
ボリュームがあり安価、暑さにも強くお供え花の定番。種類も多数
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・クジャクヒバ /

葉もの
お寺の祭壇などによく使われます。緑が濃く丈夫で日持ちすることから重宝されます。
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おわりに ~掲載外のお花のお問い合わせ

いかがでしたでしょうか。使ってみたいお花、知りたいお花の情報はありましたか?このページでご紹介したお花は、「お盆の花・お供えの花特集」コーナーで販売しています。
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