ピュアピンクの乙女ブーケ!

ピュアピンクの乙女ブーケ!

●近藤先生より

ユリとアジサイ、クレマチスを使った、6月らしい季節のブーケです。
束ねるタイプのブーケですが、花瓶に挿して飾ってもとてもすてきです。

ユリを本番ブーケに使う場合は早めに仕入れて開花の調節が必要です。
(この回は火曜日に作成しましたが、ユリは前週の金曜日に仕入れて涼しい場所で咲かせています。)
ぴったりではなく多めにとり、本番に一番状態のよいものを使うのが成功のポイントです!

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【使用アイテム】
・乙女百合交配種  杜のロマン 5~6本
※本当の乙女百合(姫小百合)はこれよりももう少し小さめのお花です。
本数を増やせば同じような感じで使えると思います。)

・アスチルベ 10本
・クレマチス エトワールローズ 5本
・アジサイ フラウ・ヨシコ 2本
・利休草 3本

・ひも(花束をしばるもの)

他のレシピを見る。

みずみずしい季節の花材たち。
ユリは開花させたものを用意しましょう。 下葉処理を先にすませましょう。
近「 本番用なら花粉はお花を汚しやすいので取った方がよいですが、今回は花粉が小さくてまだはじけていないので 風情をいかしてそのまま使うことにしました。」

近「アジサイはこの大きさなら 2本くらい使ってもいいですね。 中心に持って、クッションにして使います。 葉っぱは水落ちしますので全部取ってください」

近「ユリは花向きがありますからね~。こんな風に咲いた花とつぼみの花が一緒についていたりもしますし・・・ イメージとしては中心に大きく咲いた花、下のほうには細いつぼみを向けるようにしてラインを整えていきます。」

真ん中部分にはアジサイの上から挿すようにユリを入れていきます。
近「アジサイがクッションになって止まりますので整えやすいですよ!」

徳「ユリにみたいなまん丸じゃない花ってキレイに配置するのが難しいんですよね~」
近「これはホントに練習ですね!お花は開き具合やつき方 毎回違いますし・・・でもその時の花にあった花向きや配置が必ずあるはずですので。 これはお花を良く見て下さいね!」

近「束の中に入れてしまう前に、こんな風に外側から合わせてみてイメージを作りましょう。 ユリは花弁が折れたりしやすいですので 出来る限り抜き差しをしなくてよいように・・・」

正面から。 中心から下に向けてお花がきれいに出ています。 下を向いているつぼみが下にさがるラインの始まりです。
徳「葉っぱは全部取らないで残したんですね。 ナチュラルな感じで更に素敵ですね!」

近「百合だけではそれほど長いラインはとれませんので あとはその他の花材や葉ものでカバーしていきます。」

まずはアスチルベ
近「ここまでは全体的にカタマリでしたので こういう尖ったラインものを入れると高さのメリハリも出ますね。」

高さが増してボリューム感もUPしてきました。

前方に長めに出るドロップ型にします。 アスリチルベも少し長めに出します。

飛び入りのクレマチスも参加。細い茎なので ラインのカバーにぴったりです。 つぼみで細い花を先端に、よく咲いた花は真ん中に。
徳「ユリと似た花形だからかな?すごく合いますね!」

一番長いラインは利休草で。 やわらかなツル系で、比較的水下がりもしにくい 重宝なグリーンです。 季節感もばっちり!!

足元はひもで縛って完成。

近「花瓶にさすなら、高さのあるエレガントなものがいいですね!アジサイやクレマチスなど水下がりしやすい花材はやはり直接水につけられる花束をおすすめしますよ♪」

雨の日にも似合うみずみずしいブーケ。
こんなブーケを持てる花嫁さんは幸せですね~ 日本の6月の季節感を活かしてたみずみずしい花束の完成です。 ベロニカ、ブロメリア、アルストロなどの小花を入れます。 やや上のほうにふわっと出ている感じ。 オレンジとブルーのコントラストが効いていて 父の日にぴったりな色あいです。 大きい花束だと全体のチェックも難しいですが忘れずに! 紐で縛り、切りそろればできあがり。、
近「父の日ということで、男性に持ってもらいたい花束を作りました~」
武「甘さ控えめで、大きめのカッコイイ花束ですね~」 メインのユリは3本でこんなにボリューム大にできました♪p



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