敬老の日レッスンpart1・巣鴨・元気系ラウンドアレンジ！

今回のお花。秋色カラーの黄色・オレンジ・ブラウンの組み合わせです。
敬老の日とはいってもあんまり地味だとさびしいもの。
華やかな大輪系のマムやグリーンのケイトウなどモダンなアイテムを取り入れながら元気系の敬老の日アレンジを目指します！

まずはアイビー・スタンカーマインでアウトラインを決めます。今回は紅葉をイメージしてこの色のアイビーを使用しました。
近「 紅葉葉がないときはこれがオススメですよ！」

近藤「アイビーの長さとしては２節分くらいずつが目安です。
ふちを隠すようになるべく水平にアイビーを挿してくださいね。中心付近にも何本か挿しましょう。」 武石「つい水平に挿すのを忘れてしまう～」

まず、真ん中に高さを決める菊（ゼンブラクリーム）を１本最初に挿します。
★菊は葉をとってしまいましょう。

菊トムピアーズを２～３本をグルーピングして挿します。
近「グルーピングも、同じ長さで挿すのではなく、 となりあう菊同士を上下に段差をつけていれたほうが、動きがあってきれいですよ。」

さらにもう一箇所、トムピアーズ２～３本をグルーピングして挿します。
中心に対して先ほどと対比の位置に挿します。

武石「ラウンド状に、、なら、ないと、いけないのですよね。。。菊の顔の向きが～」
近藤「武石さんはついお花を下から上に向けた形で菊を挿してしまうけど、今回のラウンドアレンジの場合は 円の流れにそって 入れたほうがきれいです。噴水の水の軌道をイメージして！」 中心部分は上向きに、サイドにかけてはやや下向きに顔を見せるようにするんですね

夢中で挿していたら、菊が縦におみごとに並んでしまっていたところを、直してもらいました。。
近藤「直線に並ぶとカッコ悪いので、少し斜めにずらしてね。^^;」

ケイトウを挿す前にきれいに整理をしましょう。
近「このように石化したケイトウはよく黒い種がついてますね。
あまりキレイに見えないときもありますので。指で取り除いてしまっても良いです。」 武石「この作業おもしろいわ～」

セダムも対比の位置にいれて、次にきれいになったケイトウもを挿しました。
近藤「ケイトウの光沢感がとってもきれいでしょ？このケイトウは少し埋め気味にいれた方がうつくしいでしょう。」

久留米ケイトウ・オレンジを挿します。
近「武石さん、きれいなラウンドにするためには常に挿す位置を正面にもってきてね。
一方向ばかりを見ていると後から「あれ？丸くない？」なんてことに・・・」

近藤「同じ品種の花も奥に短くいれたら、もう一本は寄せて長くしていれて立体感を出しましょう。」 形は丸く、表面には段差を加えながら、ですね！

エキナセアも基本のグルーピングで挿します。
頭一つ分くらい出しました。
ポイントになって、可愛らしさがアップ します。

ベルベロンも基本のグルーピングで挿します。
たれ下がった房っぽい物は下に垂れるように。

はい、チェックチェック～
近藤「あ、これ挿しが甘い！スポって抜けちゃダメなんです。
引っ張っても簡単に抜けないくらいの深さに挿さないと、お花の持ちも悪いですよ。」 武石「そしたら、ほとんど挿し加減ゆるいかも（＞＜） アレンジのときは心がけます！ 」

近藤「このトムピアーズも少し出そうかな？よいしょ、よいしょ、ほら、ラウンドになったでしょ？」
武石「いびつだったのが、整った～結構、このアレンジ大きいですね～。」