うきうき花レシピ 初秋の風を感じたら
◎近藤先生より
お盆も過ぎたら、秋の草花も出そろってきます。
ただまだ暑いので、白をメインカラーとします。
初秋の風にゆれるイメージの花束です。
3人で10,000円程度です。
【アレンジ難易度】 ★★☆☆☆
ユキヤナギ | 2本 |
SP ウィット | 3本 |
スカビオサ ダブルホワイト | 3本 |
スカビオサ マリモ | 5本 |
フジバカマ | 3本 |
千日紅 白 | 3本 |
ミスカンサス 斑入り | 7本 |
ワレモコウ | 2本 |
ナデシコ ブラックジャック |
2~3本 |
(資材)ラフィア |

あえて華やかさ、色味を押さえた渋いテイストに揃えています。

ワレモコウ、雪柳は切り分けてパーツにして花束に使います。


握りこむ部分は葉をすべて落とします。

長い脇枝はカットしてラインを生かしたパーツとして使います。
脇枝をカットした下の芯部分は花束の中心のクッション材に使いますので
捨てないでくださいね。
初めは、ユキヤナギ(芯の部分)とSPウィットで少し整えます。
近「ユキヤナギのような細かい葉のもの使うことにより、お花が滑らず固定しやすくなり、
作りやすくなりますよ。」

ダイアンサス ブラックジャックを入れることで、引き締まった渋めの雰囲気に。
徳「このブラックジャック、色々な色と合うんですようね。」
近「真っ黒ではなく、白の縁取りがあるので、白いお花とも調和しやすいんです。
赤系、紫色、セピア色など、これから秋に向けての色にも、とてもいいですね。」

細かい花の集合のフジバカマはやや低めに埋めるようにいれます。

チョコレート色のつぶつぶで渋めの中にもポップさが出ますね。
千日紅白、スカビオサ白も高低差を出していきいきと。

仕上げに近づいてきたら、足りない部分にお花をたします。
きれいにスパイラルになっていれば、こうやって上から差し込むこともできます。



秋に向けて、涼しさを感じるような作品です。
まだ、暑さが残る頃の草花を使ったレッスンは、スポンジよりも花束がオススメですね。