和ばらと秋の草花
情緒のある「和」のイメージで作られた
ローズファームケイジさんのオリジナルローズ。
近「今回は、こちらのシックな洋風花器なので、まずは和モダン風にシン
プルに丸くアレンジしてみましょう』
ということで作ったのがこちらの作品。
雪柳やワレモコウ、ミシマサイコなど
和の情緒たっぷりの秋花材といっしょにあしらいました。
●近藤先生からひとこと
和のアレンジというと、バラはどちらかというと敬遠されがちですが、
ローズファームケイジさんのバラは本当に和のテイストにも似合いますね。
一重咲きやそれに近い軽やかな咲き方のもの、小さめでなものなどが
和風の小花といっしょには合わせやすいと思います。
和風の陶器花器に、秋の枝物を加えてアシンメトリーに活ければ、
さ らに和なイメージで表現できると思います。
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【使用アイテム】
・ローズファームケイジ ジェルソミーナ 3本
・ローズファームケイジ 和花 3本
・ローズファームケイジ ひな 3本
・市川バラ園 アンダルシア 3~4本
ミシマサイコ 2~3本
雪柳(紅葉染め) 1~2本
黒ひえ 5本
シンフォリカルポス ピンク 1本
ホトトギス 5本
背の高い花器
今回の花材です! 紅葉の雪柳など和テイストの葉や小花があるとgoodです。
器は何でも良いですが、高さのあるデザインのものがよいですね。茎をのばして高く作るアレンジに向きます。
近「まずは雪柳でアウトラインを。丸いドーム型に作ります。
雪柳は、枝をためて程よくカーブさせると良いです。
近「今日の雪柳は程よく弾力があって良いですね~。(笑)」
徳「前回は枝がかなりシッカリしてましたからね;;」
ミシマサイコを入れます。 うるさすぎちゃうときは、少し花を取り除いて挿しましょう。 ちょっともったいないけど、ある程度透け感が合った方が 風情もでます。
近「こういう小花は、ちょっと高めに挿してかるく飛ばす感じにするといいですね。」
シンフォリカルポス。 ひと枝ずつに切り分けます。 実が多すぎて重たい場合はちょっと実をかるくしてあげてください。
バラ登場!2009年の新品種、「ひな」です。
近「ころんとして小さめで可愛いわねv」
ころっと丸い形の「ひな」はやや下の方に挿すと安定してGood。
近「これはジェルソミーナだったかしら?どういう意味かしら?」
徳「イタリア語ジャスミンのことらしいですよー。」 大きめのバラで、ドームのラインを作っていきます。
色の濃いめのスプレーバラは「和花(わか)」 一重咲きで芯が見えてくるタイプです。咲いてくると もっと和っぽくすてきなのですがまだつぼみ(^^;) 枝別れの茎も長めなので背の高めなアレンジにも切り分けて使えると思います。
人気品種、市川バラ園の「アンダルシア」も入れます。
近「このヒラヒラ感がすてきよね!色は濃いけれど軽やかな感じなので高めにつかいましょう♪」
黒ヒエは色のポイントに。 ホトトギスは風情のある和の演出にぴったりです。
近「番外的に思いついた作品だけど、やっぱりケイジさんのバラって和テイストにぴったりね! コンセプトにしっかり合っていて素晴らしいですね~!」
徳「草花がたっぷり出回っている秋にぜひ使ってみてください~~!」