ひなまつりアレンジ~健やかな成長を願って
◎近藤先生より
枝分かれのなく、まっすぐな桃の枝はパラレルアレンジなどに最適。
季節の小花と合わせて風情のある雛祭りアレンジを。
・ベースには8:5:3のバランスで挿す。
花の密集したところ、間をあけた空間とバランスを取ってメリハリをつけます。
・このデザインでは茎の太いものは茎の細い花のラインを邪魔をしてしまいます。
茎の太い菜の花は短く使います。
・ミニチューリップは光の方向に伸びたり、茎もしなやかなので曲がりを活かして使います。
・同じ花は同じ高さに揃え、長さに差がでないように活ける。
【アレンジ難易度】 ★★★★☆
まっすぐに挿すだけですが、空間のバランスを見ながら活けるのがポイント。
密集しすぎたりしないよう茎を美しく見せること。
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【使用アイテム】
花桃曙
リューココリーネ カラベル
ミニチューリップ シンシア
キルタンサス
菜の花
ムスカリ
苔パック
オアシス
花器 ( 【M】コンポート DX-2130 S #01グリーン/120-3100-1)
桃、菜の花はつぼみが固いこともありますので 咲かせて使いたい場合は余裕を持って下さいね。
近「桃の花はまっすぐで枝分かれもあまりないので、 これを活かすにはやはり長く、直線を活かすデザインですね!」
まずは桃を入れ、バランスをとります。
右から8:3:5の量のバランスで枝を入れています。
前後の幅は狭い器ですが、奥行きを出すように 花は前後にずらして活けましょう。
菜の花を入れます。
近「今日のは少し細めの茎でちょうどよいですが、 菜の花って茎が太いんです。長くつかうと他の花材のラインまで 打ち消してしまうので、埋めるように短く使います。」
キルタンサスを入れます。
ほそいラインのものはすこし長めに高さを出して。
花の高さをバラバラにせずに、揃えていけます。
リューココリーネ。 今回一番茎が細くて長いので、高さを出してすっといけます。
紫色と芯の赤が和の風情にもぴったりです。
ミニチューリップ「シンシア」 茎がゆらゆらとカーブしていますが、このカーブも活かして活けます。
足元から生えているような感じで・・・ムスカリを入れ、 苔でオアシスをカバーすれば完成です。