ガーベラやダリアなど茎が短かったり、花びらが繊細なお花のワイヤリングは「フックメソード(メソッド)」。ワイヤーの先端を下から貫通させフック状にすることで、花びらのダメージを最小限にアレンジすることが出来ます。
STEP.1 ワイヤーを貫通させて折り曲げる
まず、#22~24のワイヤーを半分にカット。カットしたワイヤーを茎に添わせてから、花の裏側から花の表面に向かって刺し通してください。ワイヤーが貫通したら、先端を少し折り曲げてフック状にします。この時、フックのカーブが大きくなってしまうような場合は、少しだけ引っかかるかな?という辺りでカットしても。花を正面から見た時にワイヤーが目立ちにくくなります。
STEP.2 ワイヤーをお花に引っ掛ける
ワイヤーを下から引っ張ると、折り曲げた部分がフックの役割となり固定します。ローズに行う場合は、花びらをキズつけないように。その他のお花についても強く引っ張りすぎるとお花を壊してしまう場合があるので、優しく丁寧に引き下げ、軽く止まる程度のところで終了にしてくださいね。
STEP.3 テーピングして完成!
しっかりと茎に添わせてワイヤーを貫通させていれば、テーピングも綺麗に出来ます。根元からワイヤー見えないようにテーピングしたら完成です。