材料
マム | 器Mサイズで3本 器Sサイズで4本 |
スプレーマム | 器Mサイズで1-2本 器Sサイズで2-3本 |
若松 | Mサイズで1-2本 器Sサイズで2-3本 |
南天の実 | 器Mサイズで1-2本 器Sサイズで2-3本 |
葉もの、もしくはヒバ杉枝など | 少々~1本 |
器 | |
吸水フォーム | 1本 |
作り方
STEP.1 土台作り
吸水フォームを水に浮かべて自然吸水させます。水に押し込むのNGです。
器に合わせてフォームをカット。今回Sサイズ1個あたりはブリックの1/3程の大きさです。Mサイズは1個当たりに吸水フォーム1/2ブリック程度を使用します。
※Mサイズの作り方ポイントについてはページの最下部をご参照ください。
器をフォーム押しつけて、口径の型をとる。 ついた線を目安にカットしていきます。 やや先細りになるような形に周辺をカット。オアシスカッターが無い場合は包丁。 器に押し込みます。1.5センチくらい器から出すイメージです。 角を斜めに削ぎ、ゆるやかな丘状に整えます。 この時点で一度お水を足しておくとGOOD.
STEP.2 松を挿す
一番長い松の枝をどの程度するか決めます。今回20センチくらいを目安に枝をカットしました。差し込む部分の葉をちぎって取り除きます。 吸水フォームの中心からやや後ろよりに松を真っすぐにさしこみます。広く開いた部分が正面になるので、このタイミングで器のどこを正面にしたいか決めます。 今回は器のリボンが真正面にくるようにしました。 2個分です。松の枝には細さ開き具合に差がありますので全く同じとはいきませんが高さなどを極力揃えてみます(対にしたい場合) 松の脇枝があれば挿します。やや前後倒しに振り分けて動きを出します。 葉もの(今回はヒムロ杉)で全体を軽く覆います。 横からみた状態。後ろも真っすぐぺったんこにするよりは、やや広がるようにした方が奥行きがでます。
STEP.3 菊を挿す
菊を挿します。あまり高さは出さずに器に花が付くくらいの高さです。正面よりやや横に顔が向くように斜めに。 2本めはやや低い位置に。対で飾る場合は左右対称の配置にするなど配置を工夫してもいいですね。
STEP.4 スプレー菊、南天を挿す
スプレーマムで隙間を埋めます。 花の量に余力があれば、つぼみなどを後ろに配置してもいいです。 南天は花房の大きさを適宜調節して指します。南天の実は必ずしも水についていなくても大丈夫なので、小さい房は軽く置いたりワイヤリングして挿してもいいと思います。 これで完成です<器Sサイズ>
STEP.5 Mサイズ制作ポイント。Sサイズと違うところ。
Mサイズ器の場合、1個当たりに吸水フォーム1/2ブリック程度を使用します。
側面を削いで押し込むまでは同じですが、円形のため隙間が大きくなってしまいますので・・・
斜めに削ぎ落した切片を隙間に埋めておきます。
隙間からの水分の乾燥を防ぎます。注意事項としてこの部分に差し込むときはぐらついたり、抵抗が大きくなりますので茎を短めにもって奥まで差し込むこと。
器Mサイズの場合もSサイズと同じですが、松はおよそ25センチ程度の高さにしました。デコラマムが3本ほど入りますので低めの2本に加えてやや高さを出したプラス1本をあしらいます。
完成。左がMサイズ、右がSサイズ