私は、花材を扱う会社に勤める営業マン!花材(造花)にはよく触れてはいるが、実際に作ったことはない!
いま人気の壁面緑化を、知識だけはあるがアレンジやDIYをしたことのない私が、どこまでの物を作れるのか?
造花の壁面緑化作りに、1からチャレンジしてみたいと思います。
まずは材料集め。
幸いなことに、使う材料は社内のものでまかなえる!かと思いきや、土台となる板が無いので、近くのホームセンターへ・・・
木材やDIY工具を販売しているようなホームセンターならどこでも売っている「コンパネ」と呼ばれる板を購入。今回は60cm×90cmで厚さ9mmの物を購入しました。だいたい2,000円弱でしたが木材の質によって金額は変わるようです。
ちなみにホームセンターによっては「木材カットサービス」があり、指定の大きさにカットしてくれます。
使う材料を並べてみました。
流木を使う所に自分のセンスを讃えたいと思います。それ以外の植物は全て「造花」です。価格が少し高価ですが、品質重視です。
ベニヤ板に貼り付けるための道具ですが、「ガンタッカー」というアイテムで、ホッチキスに似た道具です。ホッチキスは「挟んで取り付ける」用具ですが、これは挟まなくても片面でホッチキスみたいに取り付けることが可能な便利アイテムです!素材の軽い造花なら、この道具だけで取り付けられそう。
こんな感じで強引に打ち付けるイメージです。素材が造花なので、多少は乱暴に扱っても大丈夫なようですね。
造花のマットを全て付け終えま・・・隙間がどう並べても出来てしまいます。
今回の造花グリーンマットは、「はさみ」でカットできました!
もう1枚用意し、小さくカットして隙間に埋め込みました。これもガンタッカーで取り付け可能でした。
便利な道具だなぁ。
ベニヤ板にグリーンマットを敷き詰めたら、選んだ材料を仮置きしてみましょう。
余白を大胆に取ったアシンメトリー(左右非対称)な感じにしました大まかな位置が決まったらいよいよ貼り付け作業ですが、「流木」から付けようかと思います。
さてと、、、万能なガンタッカーで取り付け・・・出来ません!
流木の取り付けには、こちらを使いました。
会社にあった電動のネジ締めと木材用のネジです。これを・・・・裏からネジで止めます。表からではネジが目立ってしまいますし、裏面にネジが飛び出てしまうかもしれませんから、裏から止めるのがベストかと思います。
今回は、強引に手で押さえながら取り付けましたが、危ないので仮止めなどしてから2人で取り付けると楽かと思います。1人では大変だった・・・。
このように流木が付きました。ネジは裏からしか見えませんので、まるで壁から生えてきているようです!
いよいよ造花のグリーンを取り付けていきます。
これはガンタッカーで行けそうです!まずは茎の部分をグリっと折り曲げて枝に折り曲げる癖をつけます。
曲げたのを戻してからガンタッカーで取り付けます。
ちょっと見づらくて申し訳ありません。かなり強引な付け方をしております。造花なので、多少乱暴に押さえこんでも潰れませんので、しっかり密着させてからガンタッカーでトドメをさします。
今回「素手」で作業してましたが、押さえこむ時などに造花が手にチクチクして痛かったです。「軍手」の着用をお勧めいたします。押さえこむ時には注意が必要です。
タッカーで造花を取り付けたら、先ほど曲げた部分を曲げてみます。
そうすると、茎の部分が当然隠れるので、いい感じに!
この考え方で、配置を決めてから取り付けましょう。
「①仮置き」
「②茎を一回折り曲げてから」
「③まっすぐに戻して」
「④タッカーで取り付け」
「⑤曲げて整える」
①~⑤をを繰り返して行きました。
慣れてきてスピードもアップ!
この造花は、ステムを曲げずに位置を決めてからそのままガンタッカーで取り付け、顔を上げてもらいます。
小さい方の造花はうまく行きましたが、大きい方の茎が太すぎてガンタッカーでは取り付けられません。
大きい方の茎には「ワイヤー」を使います(今回は#18の太さを使用)。
造花を取り付けたい位置にワイヤーをガンタッカーで取り付けます。
取り付けたらこのように曲げて茎に巻き付けます
太い茎の造花もワイヤーを使えば取り付け可能でした。
他にも使いたい造花などがあって、ガンタッカーで付かない時にはこの手法が良いかと思います。
最後の造花を取り付けます。
実は、この造花グリーン・・・社内にいるデザイナーに選んでもらいました。
壁面緑化は、立体的に見せるディスプレイなので、ある程度の高低差を打ち出したほうが良いとのこと(設置場所による)。
「もりもり」に盛った方が見栄えがいいってことですね。承知しました。
完成です!
癒やし効果がありそうです。嬉しくなってしまい、たくさん写真を撮りました^^
立てかけて見ました。
初めて作ったにしては、良いのでは???大胆に取った余白部分に名前を貼って表札にできないかな??
今回の「作ってみた!」は、材料選びから完成まで約2時間でした。
結構早く作れたと思うのですが、ポイントは「ガンタッカー」です。コレひとつでサクサクと作業がはかどります。材料をほとんど切らずに配置したのも時短の要因ですね。
グリーンや多肉植物、流木など使用しましたが、ここに「お花の造花」や様々な花材を合わせれば、オリジナル壁面緑化ならぬ「壁面お花」だって製作可能です。
是非ともチャレンジしてみて下さい。とても楽しいですよ!
今回使用した商品
- 流木 S 変形:2個 ※販売なし
- 流木 M 変形:1個 ※販売なし
- チランジア:3本
- チランジアピック:3本
- クラシュラピック:2本
- シンリューノヒゲマット(カク26cm):8個
- ツワブキブッシュバイン:1本
- フロックアイビーx5:1本
- チランジアブッシュ:1本
- シダブッシュM:1本
- フロックアイビーx11:1本