こんにちは!Life&ArtFlowerです。
長い長い雨の日が続いておりますが、梅雨があければ夏もいよいよ本番ですねっ!暑い時に、お家に涼しげなグリーンが飾られていると、さわやかな気分になりますよね!
ということで、今回はアーティフィシャルフラワーのグリーンでフライングリース作りに挑戦してみたいと思います!
花材量が多いですが、ひとつひとつの作業は簡単ですので、せひお付き合いくださいませ!
今回の作品はマンツーマンのオンラインレッスンも受付中です!
花材の量が多いですが、カットやワイヤリングなど下準備を済ませた花材をお届けいたしますので、お花経験のない方でも安心してご参加いただけます。
使用した材料と道具
《使用した花材》
MAGIQ(東京堂)/細葉ユーカリバンドル 3本 GREEN ×2
MAGIQ(東京堂)/スパイシーベリーバンドル BG ×1セット+1本
MAGIQ(東京堂)/ビバーナムティナスピック GR/MV ×3
MAGIQ(東京堂)/プリムシキミア LTGR ×3
アスカ/エリンジウム(アザミ) ラベンダー ×3
MAGIQ(東京堂)/ソフトミニユーカリブッシュMOSS.GR ×1
MAGIQ(東京堂)/ワイルドグラスブッシュ GREEN ×1
アスカ/ウォーターグラススプレー グレイグリーン ×1/3
《その他資材》
創元舎/ひげづるリース 丸 15㎝
地巻ワイヤー #26 S グリーン
フローラテープ12.5mm ライトグリーン
アートフラワーボンド(ふつうのボンドでもよい)
麻ひも
チェーンフック(なくてもよい)
《あるとよい道具》
NatureDesigns/フライングリーススタンド
ニッパー(ワイヤーカッター)
アーティフィシャルカッター(太い茎でも切れるもの)
ヤットコ
目打ち
ハサミ
作り方
(1)リースの土台づくり
土台のリースに、まず1ヶ所、麻ひもを結びます。
ある程度の長さをとって、はじめの結び目の反対側に結びます。今回は、約20㎝の高さになるように結びました。
リーススタンドにひっかけて、バランスがとれるように、もう1本、麻ひもを結びます。
この時に、地面と平行になるように注意してください。
これで、リースの土台が準備できました!
(2)花材のカット
では、花材をカットし、準備していきます。
細葉ユーカリは、茎の長さが5~6㎝になるようにカットします。
スパイシーベリーの茎の長さは、3/7本を5~6㎝になるようカットし、4/7本は長さを演出するために、そのままにしておきます。
ビバーナムティナスも、茎5~6㎝程度になるようカットします。茎の途中についている葉も、茎5~6㎝程度になるようカットします。
プリムシキミアも、茎が5~6㎝確保できるように、カットします。茎の途中についている葉は抜きます。
葉を抜いた後の突起はカットしておきます。
このように準備しておきます。
抜いた葉もすべて使用しますので、とっておいてください。
エリンジウムは、2/3本を、茎が5~6㎝になるようにカットします。1/3本は、伸びる茎を見せられるように長めにカットします。
エリンジウムも、葉まですべて使用します。
ミニユーカリブッシュは、茎5~6㎝を残して、1枝ずつにカットします。
それから、重なっているパーツを分解します。
パーツを分解すると、花材を、よりバランスよく、より広範囲に用いることができます!
ワイルドグラスブッシュも、ミニユーカリブッシュと同じように、茎5~6㎝を残して、1枝ずつにカットし、重なったパーツがあるところは分解します。
最後に、ウォーターグラススプレーは、太くなっている連結部分の手前でカットします。
このようになります。
これで花材のカットは終了です。
茎5~6㎝を残した花材は、リースをくむ時に、そのまま使用しますが、葉や分解したパーツなど、茎がない花材にはワイヤーがけをしていきます。
(3)ワイヤリングとテーピング
こちらが、ワイヤーがけをするパーツです。
茎がないと土台リースに組み込んでいけませんので、ワイヤーをかけて茎を作っていきます。
プリムシキミアの葉は、短い茎があるので、そこにワイヤーをまきつけて延長します。
エリンジウムの葉は、ワイヤーをかけるところがありませんので、太めの葉脈をまたいで、目打ちで穴をあけ、U字に曲げたワイヤーを葉の表面から遠し、裏の葉脈のところで、ねじり止めます。
こんな感じです。
ミニユーカリブッシュと、ワイルドグラスブッシュも、茎がありませんので、U字に曲げたワイヤーをひっかけて、ねじりあわせて茎をつくります。
ウォーターグラススプレーは、一番下の枝にワイヤーをかけてから巻き付けると、ワイヤーがはずれにくいです。
ワイヤーがけができたら、今度は、ワイヤー部分に、フローラテープを巻き付けていきます。
ワイヤーがけしたすべての花材が準備できました。
先にカットしておいた花材もあわせると、このような感じになります。これらの花材を、土台リースにくんでいきます!
(4)リース組み
それでは、いよいよリースを組んでいきたいと思います!
茎の部分にボンドをつけて、土台リースの側面にさしこんでいきます。
まずは、全体のバランスをとりやすい、細葉ユーカリをくみこみます。
葉の先端を、上向き、下向きと、交互にくむと、動きが出やすく、バランスもとりやすいです。
6本すべて組みこみます。
スパイシーベリーバンドルも細葉ユーカリにそって組み込んでゆきます。1本あまりますが、どこかに、組んでもいいですし、最後の仕上げ時に空いているところに組んでもよいかと思います。
このようにリース側面に花材をどんどん組みこんでいきます。
プリムシキミアのお花6本を全体にさします。
プリムシキミアの間で、下向きのユーカリ細葉の上部分がすいていますので、ビバーナムティナスを各3方向にさしこみます。
次にエリンジウムを、組み込みます。
ミニユーカリブッシュ6本、ワイルドグラスブッシュ6本をすきまに差し込んでいきます。
最後に、ウォーターグラスを全体に散らします。
これで側面は出来上がりです!
次は、リースの上下がまだあいている状態ですので、残りの花材をいれていきます。
ちなみに、残っている花材はこのような感じです。
上下だけでなく、適宜、側面に足してもかまいません。
花材がつまってくると、組みこみづらくなってきますので、ヤットコなどを使って組んでください。
これで花材をすべて組みこみました。
バランスを整えたら完成です!
上からみた状態です。
下からの長めもバッチリです!
フライングリースを、玄関やお部屋に飾ると、空間がぐっとオシャレに、涼やかに、なります!
アーティフィシャルフラワーのグリーンは、とっても質の高いものが多く、フレッシュグリーンと同じような雰囲気をお手軽に味わうことができますので、ぜひ、お試しください!
作成した感想
フライングリースは、なんだか難しそう、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。私もそう思っていたのですが、作ってみると、簡単で、自由度が高く、とっても楽しかったです!
リースの各方向全面に組みますので、花材の量は多くなりますが、特別な技術や、面倒な下準備もそれほど必要ありません。気の向くまま、ざくざく、花材を組んでいってください!
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花材の量が多いですが、カットやワイヤリングなど下準備を済ませた花材をお届けいたしますので、お花経験のない方でも安心してご参加いただけます。
この記事を書いた人
- Life&ArtFlower
- 主にアーティフィシャルフラワーを使って、リースやコサージュなど、お花の雑貨を製作、販売しております。
まだまだ駆け出しのフローリストですが、アーティフィシャルフラワーの魅力や扱いやすさ、作品を作る楽しみをお伝えできればと思っております!
日本アーティフィシャルフラワー協会 認定フローリスト - >>記事一覧
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