お花の栄養剤として、国内認知度NO.1ともいえるキープフラワーからバラ専用の栄養剤が登場しました!キープローズはバラの切り口から出るポリフェノールを押さえる成分を配合し、吸水状態を良好に保つ製品です。ポリフェノールの何が悪いの?なんで栄養剤がいるの等々、色々と教えていただいた情報をまとめます。
はなどんやスタッフも驚きました...!
特別なファンも多いバラのお花。一日でも長くその美しさや香りを楽しみたいものです。はなどんやスタッフもキープローズを試して感動!
はなどんやで数日飾っていたバラを自宅に持ち帰り、試してみたのが上の左の画像です。日数が経っていたので持ち帰りの時点で結構クッタリお疲れ気味ではありました。ところが!キープローズを使ったところ、見事な復活ぶりを見せてくれたのです!
そして週明けに出社してまたびっくり...。会社にあったバラは悲しい姿に(画像右)
大げさではなく、画像のバラは同日のキープローズを使ったか使っていないかの違いです。
置いてある環境は違いますが、どちらが特別苛酷な環境、もしくは優遇された環境ということもありません。
切り口から流れ出るポリフェノールがバラの切り花に良くない理由
バラ専用キープローズはバラの切り口から出るポリフェノールを押さえる成分を配合し、吸水状態を良好に保つ製品です。ではなぜポリフェノールを押さえる必要があるのでしょうか。
バラはもともと他のお花と比較して導管が太くありません。切り口から流れ出たポリフェノールが導管に逆流すると、導管が詰まりやすくなります。
また、植物は基本的に葉から蒸散する力を使って根から水を吸い上げるのですが(ストローのように上から水が出ていく力で下から水が吸い上げられます)実はバラは葉からの蒸散はほとんどなく、花びらから蒸散を行います。
バラの花のすぐ下の組織はとても柔らかく、導管が詰まりこの部分の細胞に水がなくなると首が垂れてしまいます。
首が垂れたバラはそれ以上蒸散を行えず、水を吸い上げる力が更に弱まり、そして枯れてしまいます。
[ポリフェノールによりお花が枯れる流れ]
・ポリフェノールは色の素でバラの細胞に入ってます。
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・茎を切ることで活け水の中にポリフェノールが流れ出します。
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・流れ出したポリフェノールが導管に逆流します。
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・導管の壁面にポリフェノールがこびりつきます。
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・導管が狭くなります。
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・水揚げをしなくなります。
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・導管の詰まりにより細胞内の水分が減り、柔らかい花首の形状を保てなくなります。
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・ベントネックを起こします(首が垂れた状態)
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・ベントネックを起こすことにより、花に水が揚がらなくなり、蒸散による水揚げが更にできなくなる悪循環が起こります。
↓
・枯れてしまいます。
バラを長持ちさせるポイント
バラを長持ちさせるポイントは、ずばり花びらから蒸散し続けられるように保つこと!だから導管を詰まらせず、栄養を届け続けてくれるキープローズが最適なのです。
そもそも何で切り花には栄養剤が必要?
お花は切り花にしてしまうと自分で栄養を作り出すことが出来ません。また、根が無いので花瓶に入った汚れた水を吸うことしかできず、人間でいえば【栄養失調】【細菌感染】の状態になってしまいます。キープフラワーは切り花への栄養補給と花瓶の水の腐敗防止を同時に行い、切り花をキレイに長持ちさせます。
キープフラワーの特徴
・花瓶の水に薄めるだけで水の腐敗防止と切り花への栄養補給を行い、切り花がキレイに長持ちします。
・切り花がキレイに長持ちし(平均して二倍)、面倒な毎日の水替えが不要です。
・精糖会社の専門知識を活かし、切り花の栄養剤となる糖分をもっとも吸収しやすい形で栄養補給できるようにしました。
・洋花、仏花など幅広い切り花に効果があります。
キープローズ
キープフラワーシリーズ
1-9-12