春の贈呈用花束 基本の花束2

卒業式や入学式等、お花を贈る行事が多い季節となりました。
卒業されて新しい生活に切り替わる方をお祝いする機会がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん季節限らず、結婚式など花束を贈る機会は結構ありますよね。

今回は近藤先生から贈呈用の基本の花束の作り方を教えていただきます!
基本を押さえておくことで色んなタイプのお花の花束にチャレンジすることもできますね。
ピンクや紫の春のお花を使用した可愛らしい花束です。

近藤先生より

枝ものや長い花材をつかった基本の花束です。
前回の「丸い花束」とは組み方とラッピングの仕方が違います。
どちらも定番の形ですのでマスターすると便利です!
ペーパーのみのラッピングなので、雨の日や長く持ち歩かれる場合等
は、この上からセロファンでカバーすることをお勧めします。

材料

こでまり
スイートピー ピンク
チューリップ
イキシア パノラマ
リューココリーネ
フリージア 紫

作り方

近藤先生「いつもの通り、下葉処理や枝の切り分けは最初にやっておきましょう。」

近藤先生「今回は丸い形ではなく、縦に長い基本形です。
図のように前後に重ねる感じに入れていきます。
前に入れる花材は左に傾け、 後ろに入れる花材は右に傾けるという風に統一します。
こうするとちゃんとスパイラルになるんですよ」

ラナンやチューリップのようにボリュームのある花材は中心に、枝ものや細い花材を長く飛び出させる感じ。

 

近藤先生「花材は何でもいいんです(^^)
今は 卒業式のシーズンなので季節のお花がいいですね。
コデマリなどお花のついた枝ものは値段も手ごろですし、 ボリュームアップにも最適です!」
花瓶にいけるとこんな感じです。
スタンド花のように後ろが長く 前方にかけてお花が出ているようなデザインと思って頂くとわかりやすいかと思います。
今回も引き続きラッピングです。
花束をくみおわったら、コットンで給水と アルミホイルで巻くところまでは前回と一緒でーす。
では武石さん、おさらいを・・・ →こちら

ラッピング

近藤先生「ピンクやラメ入りのものを使えば明るく華やかな感じに、落ち着いたブラウンやグリーンと合わせればナチュラルな感じになります。どっちがいい~?」

武石「うーん、どっちにしよ?やっぱりピンクがいいかな。」

じゃあ今回はピンクね。
ペーパーをカットします。

さんかく部分をてっぺんにしますl

近藤先生「ひだをつけるようにして数か所をホチキスでとめます。

こんな感じになります。
さらにネットでつつみます。

左右からふわっと折り返します。

 

こちらもひだをとりながらホチキスで留めます。

ラフィアやリボンでしばってできあがりです!
枝ものが入ると見栄えがしますので このまま檀上のお花にもいけそうですね。

使用した材料を見る



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