春風にゆれて

たっぷりとピンク色のお花でラブリーに！
器は欲張りすぎずシンプルな茶色のものを。 モクレンはつぼみで線の細い所を切り分けて使います。

まずは花止めになるアルミワイヤーをぐるぐると曲げます。 器の大きさに合わせてボール形になるように。

ワイヤとワイヤの目が細かくなるように巻きましょう。 挿す目がある程度細かくないと、花が倒れてしまいます。

水を張った器にぎゅっと押し込みます。 器に対してユルユルでは支えられないので×

切り分けたコデマリを入れていきます。
近「コーン型アレンジなど、スポンジを使うものは本来頂点から作りますが、花留めの場合は足元を固めてから。最初から真ん中にはたってくれませんからね・・・」

こでまりをぐるっと一周させ、足元のカバーには2~3枚のレザーファンを使いました。
近「タバリアファンだとさらに軽さも出ますのでベターですね。」

一番高く使うモクレンを入れます。 つぼみからちょっと白い花が覗くくらいがちょうど良いです。

四方見（360度どこからでも見られるデザイン）なので 一面的な配置にならないようにアレンジを回転させながらみていきましょう。

スナップ「ダブルアザレア」
近「わー・・・立派！・・・すぎるかな；」
ちょっと大きすぎたので下の花は少し落として軽くして使いました。 高さを変えて近い位置に2本。

チューリップ「チャト」
近「ぽってりした八重咲きで色も濃いので、低めに入れましょう。 後から伸びてきますしね！」

同じチューリップでも「春」はスレンダーな形なので ラインの美しさが引き立つように長めに入れます。ｓ 葉は水下がりしやすいので殆ど取ってしまいます。

徳「せんせい、今日は、武石のアシストありがとうございます；」
近「みんな大分慣れて作れるようになってきたわね～♪」

スイトピー「美々」
ちょっとオレンジ美のピンクなのでまた色に深みが出ますね。

スカビオサ、アグロステンマは軽い小花なので 高さを出して遊ばせます。
武「うー、もうぎゅうぎゅうで入らない！」
近「「細いものは茎を折らないように気をつけてね！」

ちなみに引き抜くとこんな感じでしっかりお花が止まっています。