秋のお祝いテーブルアレンジ
◎近藤先生より
剣山とアルミワイヤーを使った花留めです。
器はボウルや食器、石の鉢など水を張れる深さのもの。
ボウルを籠などに入れてつかってもいいと思います。
【アレンジ難易度】 ★★★☆☆ 花向きやバランスが成功の鍵!
野バラなどの枝ものを長く横に伸ばして使い、ボリュームを出します。
ワイヤーの隙間で花を止めながら挿していきます。
生命力を意味する赤、高貴を意味する紫色の取り合わせは
敬老の日のお祝いにもぴったりです。
秋らしく実ものや紅葉の葉などを取り入れて楽しみましょう。
【花材価格目安】3人分で10000円(資材は除く)
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【使用アイテム】
・ダリア 祝歌 2本
・ダリア レッドスター 3本
・りんどう紫 ・・2本
・りんどう白 ・・1本
・トウゴマ 2~3本
・野バラ 2本
・アマランサス ホットビスケット 2本
・アマランサス ホットサラダ 2本
・アルミワイヤー
・剣山
・器
秋らしい色どりの花材を用意しました。
雪柳は今回使いませんでしt(^^;)
水を入れた器の中心に剣山をセットし、 アルミワイヤーをぐるぐると丸めたものをのせます。
近「おなじみ、ワイヤーの花留めです。 ワイヤをたくさんまるめてください。 あまりゆるいと花が止まりませんよ~(^^;) 枝の重みに負けないように、剣山も少し大きめの方が良いと思います。 」
まずは野バラを長く使います。
近「あまり太めでなく線の細いものを選んでください。 実が付きすぎている場合はすっきりお手入れしましょう。 あまり上向きにぴんとなってしまわないように ゆっくり枝をためて曲げて使います。
左右に1本ずつ伸ばしました。
枝はしっかりと剣山に刺しましょう! 切り口をナナメにすると横にしても挿しやすいです。
茎の赤い枝は「トウゴマ」。
工業用の油脂である「ひまし油」の原材料。 ピンク色の鮮やかな茎の色と大きなカエデのような葉が ユニークな花材です。
徳「種には毒があるそうなので間違って口にしないように注意して下さいね!花材として手にする分には問題ありません。」
野バラに添わせるようにしてカットして使います。
近「すごく色彩豊かなので秋の風情にもぴったりね。 難点は水下がりしやすいところ。しっかり湯揚げして使ってね。 こうやって短めに切って 水につけられるデザインにおすすめします。」
秋の草花の人気アイテムのアマランサス。
短くして花留めに挿しこみながら留めていきます。
こんな感じで器の淵から垂れさがるような感じで使うと 風情がありますね。
主役のダリア。こちらは「祝歌」という品種。
徳「んー今日のはなんだか紫色が強いですね。 紅白というイメージでしたけど・・・」
近「でもちょっとシックな感じでこの色もすてきね♪」
ダリアと言えば真横向きの困ったさんたち。
武「こっちの赤いの(レッドスター)は全部真横向きだあ!」
徳「ぽんぽん系の品種って真横向きのが多い気がする・・・;」
近「これはしょうがないですね~。花向きを工夫して活けましょう!」
横向きダリアは中心の配置を避け、長めに茎を切ります。 花を上向きにし、ナナメに挿しこむ感じです。
こんな感じで刺さってます! これくらい花が入っていると、無理して乾山に挿さなくても止まります。茎が水から浮いていないかどうかだけ 気をつけておきましょう。
リンドウはパーツに切り分けてグルーピング気味に挿します。
近「赤とのコントラストが強いので、あまりバラバラにたくさん入れないで。
1~2か所くらいにまとめて入れましょう。
白いリンドウを少しだけ入れて 全体の調和に。
テーブルアレンジは高さを低めに、 前後両方から見て美しく作ります。