作品のテーマ
春の花 レッスン/『ダリアとコデマリ使った大型アレンジ』
近藤先生より
ダリアは本来、夏のお花ですが切花としては非常に水持ちが悪く夏の利用にはあまり向くとはいえません(^^;)
春と初夏の端境期、比較的安価に出回ることもありますし、他のお花の種類も少ない時期ですので
ダリアを楽しめるチャンスかもしれません。
難易度
★★★☆☆
材料
ダリア かまくら | 3本 |
アジサイ アンティークグリーン | 1本 |
コデマリ | 3本 |
アルストロメリア ブライダルホワイト | 3本 |
スプレーウィット | 3本 |
アルストロメリアの葉 | 3本 |
ラスティックワイヤー | 3~5本 |
花器 | 3~5本 |
作り方
STEP.1
今回は白、グリーンとさわやかな配色で。季節の枝ものこでまりでボリュームをだしていきます。
STEP.2
ダリアやコデマリは水持ちが悪いのでスポンジは避け、水につけられるデザインを工夫したいですね。
器にラスティックワイヤーを丸めて入れ、花留めとして使用します。ワイヤーは器より少し高く出してください。
こうすることで丈の長い花材がとまりやすくなりますよ。
STEP.3
まずはアジサイの茎、斜めに切り切断面を広くしましょう。茎の中心の海綿質を取り除くと
水揚げがよくなると言われます。
STEP.4
アジサイを1本中心にドンといれます。今回は隠れてしまうのでちょっともったいないですが
これくらいボリュームがあるので他の花材のクッションになり花も止まります。
STEP.5
コデマリの枝をあしらいます。のびやかにラインを見せて長く活けます。
コデマリの枝も足元の樹皮を削っておくと水揚げがよくなりますよ。
STEP.6
今回は花数が少ないので豪快に入れましょう!笑
STEP.7
ダリア。このように横向きのお花なので使いづらいという意見もよくあります(^^;)
STEP.8
活け方のポイントとしては全てを真正面向きにせず横向き、やや後ろ向きなど個体によって角度を変えることですね。
お花も大きいので重心は低めに、コデマリのシャワーを浴びてる感じですね。
STEP.9
その他の小花類も活けましょう。スプレーウィットなどは茎がたおやかですので
コデマリのしなるイメージともマッチします。
STEP.10
バイモユリ、アルストロメリア等の小花もあしらいます。
色が似ているので目立ちにくいですが季節感が出ます。
ダリアとこでまりの中間の高さに挿します。
STEP.11
完成です。