こども用花冠の作り方～造花を使って～

前回、大変ご好評いただいた造花の花冠。今回は、こども用の小さくて可愛い花冠のレシピをご紹介します。ピンクのもこもこウールベースと、パール・ラインストーンが、お姫様のような雰囲気。お子様のお誕生日会などのパーティーに付けてあげたら喜ばれること間違いなしですね＾＾

使用する材料一覧です
土台として使う「もこもこウールベース」がポイントです！もこもこウールベースは、カラーラインナップもピンク・グリーン・ホワイトがあるので、ちびっこがたくさん集まるときはいろんな色を使ってもかわいいですよ！

もこもこウールベースをお子様の頭の大きさに広げます。頭にのせるイメージですので、内径15cm前後が目安です。

大きく広げてしまうともどせなくなってしまうので、少しずつメジャーで測りながら広げていきます。

大きさの固定とデコレーションを兼ねてもこもこベースの間をくぐらせながらカーリングパールを全体に巻きます。
カーリングパールもカラーバリエーションがあるのでアクセントカラーとして好きな色を足してもオリジナルアレンジを楽しめます！

スタート部分はワイヤーをもこもこウールベースに結びつけます。
ワイヤーが素材なので、きつく結ばなくても安定感があります。

まんべんなくキラキラパールをちりばめるように間を縫っていきます。
隙間、外側どんどん通しながら2周3周とグルグルグルグル巻いて巻いて行きましょう。

こんな感じで2.5m巻きつけました。

巻き終わりは最初と同じように固結びをして、留めつけます。

ダリアのステムを抜きます。

ガクの部分にグルーガンを付けて、もこもこベースに貼ります。中心の芯のまわりにグルーガンを一周つけておいてもこもこベースに貼り付けるイメージです。

貼る部分がしっかり収まるようにスペースを空けて指で広げておきましょう

もこもこベースに貼った所です。もこもこベースとグルーガンは相性が良いのでしっかり貼ることができます。

次にピオニーを貼る準備です。この商品はステム（茎）部分がワイヤになっているのでステムをニッパーなどでカットします

この商品は2パーツをまとめて1輪にしている商品です。ステムをカットすると2パーツに分けることが出来ます。この時ぎりぎりで切りすぎてワイヤからお花が抜けてしまわないように注意しましょう。

ピオニー（花）の裏側（ステムだったワイヤ部分とその周辺）にグルーガンを付けてもこもこベースに貼ります。ワイヤ部分はもしあたっても痛く無いように先に折り曲げておいてくださいね

貼ったところです。もこもこウールベースに貼り付けます。メインになるお花の横に添えるように並べて配置するとバランスよくかわいく収まります。こちらを貼りつける際も白いダリアの時のように先にリースベースに手で空間をあけておいて収まりを良くして貼り付けます。

もう半分のピオニーも貼ります。こちらは少し間隔を空けて配置しました。

真上から見るとこんな位置でレイアウトしています。

リボンの準備をしましょう。20cmにカットしたリボン（ラインストーンオーガンジー）を5本用意します。きらきらがかわいく、アレンジに添えたり器に貼り付けて飾るリボンとしてとても人気のある商品です。

リボンを裏表にして半分のところで折ります。

表面が出るようにループ（輪っか）にして、折った部分に揃えます。

もう片方も同様にします。

根元に＃28のホワイトワイヤーでワイヤ掛けをします。リボンのうしろにワイヤを添えて、リボンを持ったせた左手の親指の上あたりでくるくると巻き、上に出ているワイヤを折り下げてもう少し下でくるくると巻くとリボンの足元がきれいにまとまります。

残りの4つも同様に作ります。

ホワイトのフローラルテープでワイヤ部分が見えないようにテーピングをします。フローラテープは良くのばしてからきつく巻きつけてくださいね

リボンを配置します。グルーピングしたり、散らしたり、上面ではなく、側面に配置しましょう。グルーガンで貼ります。

リボン5本を全体に入れたところです。

最後のパーツです。アジサイでございます。ガク（花に見えるのがアジサイでは「ガク」です）をはずします。ガクは軽く引き抜くと簡単に外れます。

12パーツ分はずしました。この花冠には約半分を使用する感じです。

グルーガンをガクの裏につけてもこもこベースに貼っていきましょう。貼る前に全体の配置を考えておくと良いですね。12パーツあるのでバランスよくレイアウトしていきましょう。結び目やリボンのステム部分もアジサイでカバーしましょう。このときもぐるりと茎のまわりに一周グルーを付けます。小さいパーツなので、やけどをしないよう注意してくださいね。