いつもお世話になっております。はなどんやアソシエの打越です。
「オンラインレッスンのやり方① サービス導入編」が沢山いいねをいただけましたので、第二弾を書かせていただきます。
今回は、撮影編として、オンラインレッスンの撮影に必要な機材と撮影時の注意点をご紹介します。当店も動画撮影の経験者無しの状態から一から試行錯誤している最中ですが、その中で気付いたことを共有することで皆様のオンラインレッスンのお役に立てれば幸いです。
※前回同様、間違いやもっと良い方法がありましたら、ぜひ info@hanadonya.com まで打越宛でメールをくださいませ!
※リンク先の情報やオンラインレッスンによるトラブルなどについては、当店は一切の責任を負いませんので予めご了承ください
必要な機材
撮影機材はいくらでもこだわれる分野です。詳細に書くにはプロのカメラマン並の知識が必要になるため割愛して、今回はスマートフォンを使ったオンラインレッスンの第一歩を踏み出すための機材のご紹介とさせていただきます。
スマホ三脚スタンド
両手をフリーにして撮影するためのスマートフォンスタンドです。こちらのスタンドは、首が自由自在に曲がるので正面を向けたり手元を写してみたり色々な使い方ができます。ワイヤレスリモコンも付いているので、1人で録画する時にいちいちスマホのシャッターボタンを押さなくていいので重宝します。
当店では、今年の1月からはなどんやキットの販売をしています。動画撮影の知識が全く無い中、まずはやってみなきゃ何も始まらない!と、スタッフのスマートフォンとこちらのスタンドだけ用意して動画の撮影を始めました。
記念すべき第一回目の動画がこちら。
このように俯瞰した動画も撮れます。高さが足りない時は、スタンドの下に箱を置いたりしました。一眼レフカメラとスマートフォンの2段構えで撮影している今でも、こちらのスタンドは活躍してくれています。
ただしお値段がお高めなので、最初は何かしら(すべらない物)に立て掛けたり、100均でスマホ立てを買ってきたり、スマホ自撮り棒を使ったりしても何とかなるかもしれません。
編集ソフト
録画配信には編集という作業が必要です。はなどんやキットの場合、撮影に2時間かけても配信する動画はInstagramの尺に合わせて1分以内にしています。そのため、どのシーンをカットして、残すシーンにはどういうテロップを入れるかといった取捨選択をする編集作業をしています。
編集作業の手順は、だいたい以下のようになります。
①撮影した動画を取り込む
②不要なシーンをカットする
③尺に収まらなければ倍速を使ったりして各シーンを出来る限り短くする(分かりやすさは損なわないように)
④テロップを入れる
⑤音楽を付ける
⑥開始画面(サムネイル)と終了画面を入れる
当店で使用している編集ソフトは、「Adobe Premiere Pro」というソフトになりますが、こちらは月額料金がかかってしまうので、最初はスマートフォンのアプリで評判が良いものを色々触ってみて、自分が使いやすいものを選ぶのが良いと思います。リアルタイム、ライブの場合は編集ソフトは不要です。
音楽は、著作権フリーのBGMを使ってもいいですし、BGM販売サイトでも購入できます。Audiostockは、曲も多く、サンプルも色々聞けるので、当店はこちらで購入しました。
クラシルさんのメイキング動画も、プロの仕事が垣間見えて面白いです(この域にはまだまだ辿り着けていません^^;)。BGMもイイ!
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スマートフォンとスタンド、録画の場合は編集ソフトがあれば、オンラインレッスンの機材としては揃います。もっとこだわりたい場合は、画質を良くするために一眼レフカメラを使ったり、明るさを安定させるために定常光を使ったり、本格的な撮影機材が必要になってきますので、まずはここまでのご紹介とします。
撮影時の注意点
普段はなどんやキットを作っている撮影スタッフとデザインスタッフ(作り手)に、動画撮影時の注意点を聞いてみました。2人とも動画撮影の経験無しからスタートして、ちょうど丸3ヶ月が経ったところです。
【撮影スタッフ談】
・明るさが重要。窓からでも太陽光が入ると良い。雨の日や曇の日は定常光でライティングしている。
・作業台の色と花材の色が被らないように。
・ガラス系は反射していないか注意する。
・長回しせずにコマメにカットして撮る。
・作り手が撮影されている箇所を意識できるように、テーブルの上をマスキングテープ等で囲う(編集で切り取るので動画には映りません)。
・機材の充電を忘れずに!
【デザインスタッフ(作り手)談】
・カメラから見て、手で動作が隠れないようにする。
・撮影時は必ず腕まくりして、手の動きがみやすくしています。
・上から撮る時に頭で手元が隠れないようにする。
・花材の種類が多い時は、作業に入る前に花材をカメラに見せる(次はこれです、みたいな感じ)。
「明るさ」と「手元がよく見えること」を特に重視しているとのことでした。あとは、レッスンと同じで、どういう構成で撮影していくのかを事前に決めるために絵コンテも作成しています。
その他、特に料理系の動画を参考にしながら、作品の良さを皆様にお伝えするため試行錯誤しています。
・新オープン!クックパッドのスタジオに潜入
・「DELISH KITCHEN」の撮影現場を見学! 動画の撮り方の秘密も
・レシピ動画・開封動画に! 真俯瞰撮影のライティング方法
そんな2人が作っているはなどんやキットの最新作がこちら(2020/04/22時点)。第一回目の動画よりも見やすくなっていますね。パチパチパチ!
[はなどんやキット/ガーベラの春色フォトフレームキット]
最後に
この記事を読んで、私もオンラインレッスンをしてみようかな?と思っていただけたら嬉しいです。
当店の知識が録画配信寄りのため、ご紹介した内容もそのようになっていますが、リアルタイムの配信でも以下の3つが重要なことは変わりませんので、意識してチャレンジしてみてくださいね。
①カメラを固定して撮影する。
②明るい場所で撮影する。
③手元がよく見えるように撮影する。
オンラインレッスンの準備が出来たら、こちらの「#おうちで花レッスン 応援ページ」を集客にお役立てください!
次回以降は、花材の提供方法や集客・集金方法についての記事を予定しています。
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