今月のお花
春の花 『桜』
特徴
桜:バラ科モモ亜科スモモ属
落葉樹
英名:Cherry blossom
近藤先生より
桜や椿は、個性の強い花なので他の花との取り合わせが難しい。
一種活け。二種活けくらいの方が、桜の個性を発揮されます。
今回使用の桜は「啓翁桜」となっております。
材料
テーマ1 (単体で楽しむ)
STEP.1
近藤先生「そのまま花器に入れたり、生け花のように単体で飾ってみます。」
テーマ2 (季節の球根植物と合わせる)
STEP.1
近藤先生「桜とヒヤシンスを準備してみました。
今回はこの2種類を使い、水盤で立てるデザインにしてみます。」
STEP.2
近藤先生「桜はヒヤシンスより10-15センチほど長いくらいで切り分けました。」
STEP.3
近藤先生「同じピンクの花材2種類なので、納まりが良いように束ねるといいでしょう。
こんな風に。ヒヤシンスは折れやすく、また桜の枝は強いので、パラレルで高さを変えて束ねていきます。
さぁ、やってみましょう。」
STEP.4
大丈夫でしょうか。
STEP.5
近藤先生「いいですよ。ちょっとみてみましょう。」
STEP.6
近藤先生「ラフィアで縛るだけでもいいのですが、そのラフィアを隠すようにアイビーを使いたいと思います。
アイビーを一緒に入れて縛ってみましょう。」
STEP.7
近藤先生「一緒に縛ったアイビーをラフィアの上を一周させて通して留めます。」
STEP.8
近藤先生「完成です。季節のお花を楽しみましょう。
パラレスで花束にすると、茎が太いのでそのまま直立できます。」
テーマ3 (小さくなった枝の桜を楽しむ)
STEP.1
近藤先生「短くなった枝を水盤に横にして飾ります。」
STEP.2
近藤先生「そこに、ひょっこりとパンジーを飾ってみても良いでしょう。」
STEP.3
近藤先生「または、先ほどより高さをつけて桜をセットし、そこに菜の花も花留めとして合わせてみましょう。」
STEP.4
近藤先生「菜の花は約10センチ程で切って、花器に詰めていきます。」
STEP.5
近藤先生「菜の花の間にパンジーを挿して華やかにします。」
STEP.6
近藤先生「完成です。春の桜を満喫できましたでしょうか。」