今月のお花
春の花 『フリージア』
特徴
フリージア:アヤメ科の球根植物。
菖蒲と水仙に似ていることから「菖蒲水仙」、花の色から「浅黄水仙」、甘い香りから「香雪蘭」などとも呼ばれます。
花言葉 白は「あどけなさ」、黄は「無邪気」、紫は「憧れ」などとなっています。
近藤先生より
フラワーアレンジメントにおけるフリージアの役割は、この時期チューリップやラナンキュラスに押されてなかなかメインになれない。
今回は美しい曲線と強い香りを持つフリージアをメインにしていけてみましょう。
材料
フリージア
紹介
近藤先生「フリージアです。 ステムもまっずくで綺麗な、香りの良い花材です。」
テーマ1 (長い枝のまま、花瓶で楽しむ)
STEP.1
近藤先生「最初、短くしてしまうのがもったいないときは、コデマリと合わせて長くアレンジしてみましょう。」
STEP.2
近藤先生「コデマリなど枝物は水揚げ処理として枝割をします。縦にハサミを入れます。」
STEP.3
近藤先生「割れました。水が上がりやすくなります。」
STEP.4
近藤先生「花器にフリージアとコデマリを左右に流れるように入れます。」
STEP.5
近藤先生「ガラスの花器を使うときは、茎を揃えて入れると、花器の中も美しくみれます。」
STEP.6
近藤先生「中心にパンジーを入れポイントを作ります。」
STEP.7
近藤先生「完成です。季節のお花を楽しみましょう。」
テーマ2 (開花してきたら短くして、パンジーと合わせたブーケを作る)
STEP.1
近藤先生「開花してくるころには、水切りして短くなってくるでしょう。」
STEP.2
近藤先生「咲いたフリージアとパンジーを束ねてブーケにします。」
STEP.3
近藤先生「パンジーは折れやすいので注意しましょう。」
STEP.4
近藤先生「軽く持ちながら束ねてきます。同じパープル系でまとめると合わせやすいと思います。」
STEP.5
近藤先生「完成です。お家に飾りやすい長さでしょうか。
枝ものと飾るのが難しい場合は、こちらからでもいいかと思います。」
テーマ3 (開花してきたら短くして、リースにしてみる)
STEP.1
近藤先生「二つの大きさの違う花器やボールを準備します。」
STEP.2
近藤先生「二つの花器を重ね間に水を入れます。この花器と花器の間の部分にお花を入れ、リースにします。」
STEP.3
近藤先生「水を入れると中の花器が浮いてくる場合は、中心に石や砂を入れ浮き上がりを留めます。
そして、最初はコデマリを入れます。」
STEP.4
近藤先生「コデマリは細い部分になりますと手で折ることもできます。ハサミで斜めに切っても良いのですが、このように折ることで中がちょうどよい感じで水に触れる部分を多くできます。」
STEP.5
近藤先生「コデマリは葉が密集してついていることもあり、多すぎる部分は少しとります。」
STEP.6
近藤先生「くるりと一周いれました。」
STEP.7
近藤先生「パンジーも長すぎる場合は茎を切って入れます。」
STEP.8
近藤先生「パンジーは2か所くらいにグルーピングして入れます。」
STEP.9
近藤先生「フリージアも2か所くらいにグルーピングして入れます。」
STEP.10
近藤先生「中心を石ではなく、紫の砂を入れてみました。 完成です。」