こんにちは。花ごよみの山高です!
『ハーバリウム・デザイン容器で、花材を固定してみよう!』・第2弾!
今回は、UVレジンで花材を固定してみました。
※ハーバリウム・デザイン容器の基本の作り方は、はなどんやさんの記事『パウダールーム雑貨の新商品♪ハーバリウム3wayディスペンサーの作り方。』をご覧くださいね。
UVレジン編
デザイン容器は、ソープディッシュを選びました。
1.花材の準備をします
大まかな配置を決めます。
プリザーブドフラワーは、オイルに漬けると、次第にディップフラワー???と見紛う透き通った状態になります。
今回は、そんな繊細なデザインにしたいので、プリザーブドフラワーをメインで使いました。
バラは背が高いので、カットして使います。
適当な高さにカットした面にグルーを塗り、すぐにシリコンシートに置き、グルーが固まる前に花の形を整えます。
グルーが固まったら、シートから剥がします。
このように、容器より高い花材は、すべて準備しておきます。
2.クリアフォルダを準備します
クリアフォルダを容器の形にカットします。
このクリアフォルダは、UVレジンで花材を貼り付けて固定するためのものです。
※UVレジンがきれいに剥がれて、UVライトが裏からも届くものなら、クリアフォルダでなくても良いと思います。
カットしたクリアフォルダに、準備した花を仮置してみます。※まだ、UVレジンは使いません。
(写真のクリアフォルダは、形がわかりやすいように、油性マジックで輪郭を描いています。)
3.UVレジンで固定します
花を固定したいところに、UVレジンを平たく出します。
UVレジンの液の上に、少しずつ花材を置きます。ライトを照射して固定します。
硬化不良を残さないように、数輪ずつ作業しました。
裏からもライトを当てて、硬化不良を残さないようにしてくださいね。
4.花材を容器に入れます
全部の花材を固定し終えたら、クリアフォルダから慎重に花材を剥がしていきます。
花材を固定する際に、全体がつながるようにしていると、剥がすときにとても楽です。
剥がした花材をケースに入れます。デザインや高さの最終確認をします。
5.蓋を締めて、オイルを入れます
蓋を締める方法などは、はなどんやさんの記事『パウダールーム雑貨の新商品♪ハーバリウム3wayディスペンサーの作り方。』をご覧くださいね。
裏から見てもUVレジンは、ほぼわかりません。
UVレジンで固定されている部分は、花材がゆれないので、なにかあるのかな~?と感じるくらいです。
UVレジンを使った感想
UVレジンの小さな作品を、基本の瓶のハーバリウムで、装飾として使うことがあります。
ずっと綺麗なままなので、固定にちょうどよいと思い、使ってみました。
しかしUVレジンは、ライトが届かないところは硬化しません。もし、硬化不良が残ってしまった場合は、どのような化学変化が起きるかわからないので、危険な面もあります。
UVレジンではなく、2液性レジン(エポキシレジン、固まるハーバリウム)で完全硬化させてから、オイルに入れるほうが良いかもしれませんね。
完全硬化さえできれば、オイルに入れるとほぼ見えなくなりますので、面白い表現のハーバリウムができるんではないでしょうか?
素敵な作品をたくさん作ってみてくださいね。