ヒヤシンスのパールブーケ

ヒヤシンスのパールブーケ

◎近藤先生より
同じお花の層を同心円状に配置してゆく「ビダマイヤー」スタイルのブーケ。
何度かうきうきレシピでも登場しているこの形、
今回は春のお花を使ったブーケです!

【アレンジ難易度】 ★★★★★

お花がすべって形がくずれやすいので、お花を一周入れたら紐を巻く、
また一周入れたら紐を巻く、の繰り返しでずれないようにすると良いです。
紐は長めに切っておいて、足りなくなったら新しい紐を結んでのばしてください。

中心の2周くらいはすべて同じお花で1周させた方が同心円がきれいに見えると思います。
–同じチューリップでぐるっと1周→同じラナンでぐるっと1周のような感じで。

外側の周は違う花材を交互に入れても何となく形がわかります。
–チューリップ、フリージア、チューリップ、フリージア のような繰り返しでもOK。

チューリップなら八重咲きでボリュームのあるものよりも
一重咲きで卵型のつぼみのものの方がキレイな同心円模様をつくりやすいと思います。
花が押されると形がくずれることもあり難しいですが頑張りましょう!

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【使用アイテム】

ヒヤシンス ピンク 4本
チューリップ アンジェリケ
チューリップ ピンクダイヤ
フリージア 白
ラナンキュラス メアリーピンク
ラナンキュラス ちほの詩
・ダスティミラー シラス

パールピック(小)
花器

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近「じゃあ今回はとくちゃんにお願いしよっかなー」
徳「うー・・・このデザインっていつも見てる難しいんですよね(^^;)」 近「やり直しできますから、頑張ってみましょう!まずは中心にヒヤシンスを握って~!」
徳「じゃー3本くらいかな・・・」

振り返るとこのあたりから失敗の序曲が・・・ とりあえずチューリップで周辺を埋めていくことに致します。

アンジェリケ→ピンクダイヤ→アンジェリケで チャレンジした模様。

ループにしたミスカンサスやフリージアなども 交互に入れたかった模様。

近「・・・」
徳「うーん・・・・・」
全てを物語るこの一枚。グダグダです。

近「・・・えーと、ではですね、やり方を変えましょう!(汗) 途中途中で紐を巻いて、お花を固定していきます。 紐を長めに切って、お花を一周入れたら巻く、また一周入れたら巻く、 の繰り返しで作っていきましょう!」

最初の敗因は中心に握ったヒヤシンスが3本だったことにもありそうです。中心のカタマリが三角形だったので、 その外側を同心円にするのは難しかったですね。 ヒヤシンス4本に変更し、できるだけ円形イメージで。 4本をしばります。紐は片方長くのばしておいて!

ヒヤシンスの外側に最初に配置する層はすべて チューリップのピンクダイヤで揃えてみました。 はっきりと「円」 を印象づけます。 一重咲きのつぼみでぼやっと広がりすぎないのも効果的。

伸ばしておいた紐を巻きます。

更に外側にチューリップ「アンジェリケ」 だいぶ咲いてきてますね・・・ これも同一品種でぐるっと一周します。

紐を巻きます。
徳「あ、もう長さが足りないかも・・・」
近「そしたらまた結んでつなげばいいですから! あんまり長~く紐を切りすぎても作るのに邪魔ですから適度にね。」

フリージアだけで1周させるには、本数とボリュームが足りないので アンジェリケの隙間、等間隔に差し入れました。 フリージアのつぼみラインは下に流れるように配置。 また紐を巻きます。

ラナンキュラスも同一品種だと量が足りないので 2品種を交互に並べて配置。一周させます。

紐を巻いてあるのであまり大きく動かすことはできませんが 下に落ちてしまった花をひっぱりあげたり 上から見て、模様と形を整えます。

仕上げは外側にダスティミラーを。
今回は付きが良いので、ざっと葉を落しておきました。

ぐるっと一周させます。

 

紐で縛って束の完成です。

ちょっとしたアクセサリ。 ヒヤシンスの咲いた花とパールピック。

上からパールピンクを差し込みます。

本番に使う場合は、念のためコットン給水の上で フローラテープを巻きます。

これも同心円状に配置します。

完成です! うっとりするピンクグラデの春ブーケです★



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