さわやかグリーンのアレンジメント
●近藤先生より
初夏らしいグリーンを集めた基本のアレンジです。
幾何学的なデザインですが、枝物や花の位置をアシンメトリーにしてナチュラルにみせましょう。
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【使用アイテム】
・カラー
・グリーンベル
・モルセラ
・SPカーネ グリーン
・バイモユリ
・スカビオサ アルバ
・天文草
・アイビー セシリア
・枝物 (今回はキバデマリを使用しました。)
・ゲイラックス
・花器(高さがあるものの方が見栄えがします。)
左から
・天文草
・グリーンベル
・バイモユリ
・アイビー セシリア
・ゲーラックス
・スプレーカーネーション グリーン
・カラー ウェディングマーチ
・スカビオサ アルバ
・モルセラ
・キバデマリ
まずは主軸になるキバデマリを一本長く、後ろに反らせて挿してください。
近藤「この時注意することは、まっすぐ突っ立てて挿さないこと。 少し向こう側へ倒して挿してください。その方が奥行きが出て、つまった感じにならないです。」
今回も三角形ですが、下に下がる三角形にしたいと思います。
近藤「三角形の底辺にくるものは、今回はアイビーにしました。もちろん天文草などでも良いですよ。」
ゲーラックスを手前に2枚入れて、天文草をグリーンをそえる感じに挿します。
カラーを挿します。カラーは斜めにカットすると折れてしまうので、平らにカットしてね。
近藤「カラーは太いから挿すときに注意してくださいね。」
近藤「カラーは早めに入れます。何故なら、太いから!スペースを取るので早めに確保しないと。」
カラーは3本、後ろに長めに1本、手前に短く倒したのを1本、サイドにつながる感じのを1本挿しました。
次にモルセラを長めに挿します。 少し短く切ったキバデマリも両サイドに挿しました。
※ここで近藤先生から豆知識~ モルセラは葉の先についている小さな花(白い花)を1個1個はずしてドライフラワーにしても、グリーンのまま残って意外ときれいですよ。
モルセラは2本とも長めに2本いれました。
SPカーネ グリーンを下に2本、右と左に挿して、ラインを作ります。
バイモユリとグリーンベルを2~3本ずつ。 そのあと、根元に少し天文草をまた挿し、アイビーも短く挿しました。
お花をどんどん挿していきますよ♪
スカビ アルバを挿します。
近藤「いつもポンポン咲きの小輪のスカビばかりだからたまにはと思って使ってみたけど、初夏感がすごく出ていいわね~。」
ところどころ開いてるところにさらにSPカーネなどで埋めて、バランスを整えます。
近藤「SPカーネ結構輪がついていたので、3~4本で済んじゃいました。」
はあ~、初夏だわあ。 ここだけマイナスイオンが出てるみたいな、そんなさわやかなアレンジです。
近藤「カラーを使ったアレンジはシャープな感じの三角形の方がきれいにみえますよね。 また、このアレンジで気をつけることは、葬儀の時みたいなだんだんな祭壇状にならないように、凹凸を作りながら構成していってください。そうすれば、幾何学的なアレンジもナチュラルな感じに見えます。」
武石「この花材の組み合わせいいなあ。」
徳久「ずっとながめていたい感じだね。」