夏草のかご
作品テーマ: サマーレッスン
作品イメージ: Summer Japanese country style
★近藤先生からのアドバイス:
とくさでかごを作り、その中に花をいれていくイメージです。
360度展開のアレンジです。
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【使用アイテム】
・アガパンサス
・モナルダ
・キキョウ
・ヒメヒマワリ
・グリーンスケール
・スモークグラス
・トクサ (20本使用しました。)
・ベアグラス
・山ゴケ
・花器
・オアシス
花器にオアシスをセットします。
近藤「今日はオアシスは花器のふちより少し低めに、すきまなくつめこみます。」
花器の大きさによるので、こんな風に花器を逆さにしてオアシスで型をとると、セットしやすいです。
今日はオアシスを花器の内側全部を埋めたいのですが、高さがある花器なので、中にもオアシスを詰め込みました。
型どりしたオアシスをその上に埋め込んで
いつもなら、この状態でもいいのですが、すきまをなくしたいので、
小さいオアシスを詰めます。
すきま無くオアシスをつめて、準備完了~
今日の花材と資材 左から
・#18 ロングワイヤー
・グリーンスケール 4本 ・スモークグラス 4本
・トクサ 20本
・アガパンサス 3~4本
・モナルダ 5本 ・ヒメヒマワリ 2~3本
・キキョウ 5本
※ 花材の本数は目安です。花器の大きさや 花のボリューム感によって調整してください。
とくさを自分の好きな長さにカットします。トクサの先が多少上下しててもいいから、大体同じくらいの長さにそろえて切りましょう。
近藤「縦長に高く作るアレンジだよ。」
近藤「トクサをカットしたら、トクサに#18のロングワイヤーを差し込みます。入れなくてもいいけど、折れやすいから今回は入れます。 はい、武石さん、やってみよう~」
武石「これ、苦手というか、横からワイヤーが出てきちゃうんだよね。慣れるまでまっすぐ入れるの難しいな。」
近藤「トクサでかごを作り、その中に花を挿していくイメージなのですが、アウトラインになるトクサはラッパ状に開いて、挿していきましょう。まずは20本中半分の10本分のトクサを挿します。残りは最後にまた使うのでとっといてくださいね。」
対角線上にトクサを挿していきます。
これがアウトラインになります。最初にグリーンスケールを長めに挿します。
次はヒメヒマワリです。いつもように、下の方の葉は取り去りましょう。 近藤「2輪ついている場合は、花が小さければこのままでもいいけど、軽い感じに仕上げたいので、1輪にしてしまってもいいです。」
ヒメヒマワリはグリーンスケールより少し短めね。
武石「アガパンサス挿しま~す。」
近藤「ブッブー!アガパンサスは頭が大きめなので、そんな真ん中に高く入りませーん。」 武石「やっぱり、ちょっとおかしいかな?とも思ったんですよね・・・」
近藤「はい、その位置その位置~、同じ花材の頭はあまり上下しないようにしたほうが、見た目すっきり、きれいよね。」
近藤「キキョウは小さなつぼみや葉がたくさんついているので、取り去って、一輪にしてしまいましょう。」
武石「モナルダも下の方の葉や、枝分かれしている部分はカットして使いました。」
キキョウとモナルダを挿していったら~~ 近藤「一段と涼しげになってきたね。」
スモークグラスも何本か挿していこう~
360度展開のアレンジなので、ぐるぐる回して、お花の少ないところはないかな?とチェック!
お花を挿し終わったろところで、今は足元はこんな感じです。
丸見えのオアシスを、苔で隠します。
苔をつめつめ☆
ここで、最初にとっておいた残りのトクサで隙間を埋めていきます。
※画像ではわかりにくいですが、トクサとトクサの間にトクサを挿して、スキスキだったかごをもっと目のつまったかごにしていきました。
最後にかごを編むよ。
近藤「ベアグラスをトクサとトクサの間を編むように通していきたいの。」
ベアグラスをオアシスに挿して、斜め上方向(右でも左でも)に向けてぐるっと回して通していきます。 そのとき、トクサとトクサの間を編むように。
近藤「きつきつに編まなくていいですよ、互い違いに軽く通していってください。」
ほらね、こんなゆるゆるでいいよ。
こんな風に、何本かベアグラスを通していこう~
近藤「べアグラスの最後は内側に差し込んでおいてね。」
さわやかにすっきり!
テーブルより、玄関先や入ってすぐの土間とかの下に置いて飾ってもいい感じ♪ 夏の風物詩の蚊取り線香と一緒に撮影しました~ ってことはイメージは日本の夏?!
近藤「そうね~ 信州の夏って感じ?」 徳久・武石「ん~、何かわかる!」