産地訪問レポート 群馬県吾妻郡 vol.3 五反田編

次は中村花組合さんの「五反田」地区へ
花の駅 中之条ガーデンズで降りて、

バーベキューの場所の屋根の中に入った途端

ザザー―――!!!

最強の雨女1人と最強の晴れ女が組み合わさるとこうなるんしょうか?

神業レベルのタイミングで大雨が降ってきます。

今回お邪魔できなかったのですが、安ヶ川さんの「スターバースト」をサンプルで頂きました
圧倒的な女子力の高さといいましょうか、可愛さです。
「かわいい~!!」と女子に大人気

さて、腹ごしらえも終わり、雨もあがったので、

菊の畑に向います。

五反田地区 唐沢さん・後藤さん・堀口浩三さん

組合長の唐沢さんの畑です。菊は露地で栽培されています。今はお彼岸に向けて栽培中。

菊の需要が大きい=出荷したい時に

出荷できるコンディションにするというのはなかなか難しいようです。

この場所にずっと生えているわけではなく

冬は他の場所で管理されて、また来年植えるのだそうです。

輪菊は1つの苗の根元部分から2つの枝を育てて、それぞれ輪菊にします。

え?1苗1本が輪菊だと思っていましたが違ったのですね。

これはわかりやすい写真です。下の方で二股になっているのがわかるでしょうか。

 

先端の芽で分岐をしたものは、一番いいもの以外を折って摘み取ります。

芽がいっぱいある状態↓

芽を摘んだ状態↓

 

こちらは堀口保利さんの菊の畑

菊の先端を食べてしまう害虫に「オオタバコガ」についてお話を聞きました。

5日に一度消毒を行うのですが、消毒後~次の消毒の間に成長した新芽を食べに来てしまうそうです。

虫もスゴイ・・

 

堀口浩三さんのストック

ストックの温室です。小学生の徒競走が出来るくらい長いです。

どんな品種の種を蒔くかが運命の分かれ道・・ということで、

今回は家族で1品種ずつ選んで育ててみるそうです。なるほど!

それでは、ストックについての説明開始!

区分けされた小さなマスに数粒の種が巻かれます。

こちらは、芽が出てきた状態

「八重と一重のストックがありますが、八重だけに選別します」

え?どうやって?

「丸くて小さな子葉を持っているのが一重」

「楕円で大きい子葉のものは八重になります」

「一番よい八重を残して、他は抜きます。

さぁ、みなさん やってみましょう!」

「え?!これって責任重大じゃないですか。胃が痛くなってきた」(雨女)

「先生、これ、抜いちゃっていいですか?」(嵐を呼ぶ晴れ女)

「正解です!」(先生)

(私、結構天才かも知れない)(by 嵐を呼ぶ晴れ女)

楽しい!!

でも、あの端まで全部やるのかと思うと気が遠くなります。。。

産地の皆さんの努力には頭が上がりません・・・

 

さて、2日間の見学も終了して、帰ります。

さて、車に乗り込んで帰途についた途端、

なんと群馬県吾妻郡には「竜巻警報がでました。

恐ろしい土砂降りの雨・・・

車の前は晴れているのに、後ろは真っ暗・・

雨女の力が、ここで発揮されました。

そして、埼玉県に入ったら、

今度は、埼玉県北部に「竜巻警報が出ました。

1秒間隔で空が雷で光っています。しかもずーっと!

あんなにずっとピカピカしている雷を生れてはじめてみました。

無事に帰宅・・・

 

産地の皆様、大変お世話になりました。

また来年お会いできることを楽しみにしております。

 



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