手作りウェディングを夢みる花嫁さん必見!
先月ご紹介したウェルカムボードに続いて、結婚式のマストアイテム「ウェディングブーケ」を簡単きれいに作る技をご紹介します。
結婚式のウェディングブーケといえば、しなやかに垂れたボリュームのあるキャスタードブーケ、ドーム型のラウンドブーケ、リースブーケ、クラッチブーケ…などなどたくさんありますが、ここ数年のブーケの主流はクラッチブーケ。
クラッチとは「握る」という意味があり、茎を見せて作るナチュラルなデザインのブーケです。
今回ご紹介するのは、ビギナーさん向けに簡単に作れる小花たっぷりのミルフィーユブーケ。
野原で摘んできた花を束ねたようなナチュラルデザインも最近のトレンド。
レストランウェディングやガーデンウェディングにぴったりのガーリーなふわふわブーケを作りましょう♪
【材料を用意します】
メインの花はバラのつぼみのアーティフィシャルフラワー(造花)を選びました。
ブーケの花材は、大きくて目立つ花を選びがちですが、ミルフィーユデザインの場合はナチュラルな雰囲気の小さめの花を選ぶのがポイントです。
そしてビギナーさんでも簡単きれいに作るための大事なポイント花材、
「大きめの房のアジサイ」を用意します。
【パーツの準備をします】
ステムを生かしたブーケなので、茎はカットせずそのまま使っていきます。
ブーケは手に持って使うものなので、強く当たったりするとお花のヘッドがポロッと取れてしまうことも。
小花など心配な花材はあらかじめボンドやグルーなどで補強しておきましょう。
次に余分な葉は組み始める前にカットしておきます。
下の方に葉があるとステムにリボンを巻くときに邪魔になりますので処理しておきます。
束になっている花は固定を外し1本ずつバラバラにして、花の準備は完了です。
アジサイは切り分けずそのまま使います。
ブーケを束ねるリボンはステムを巻く「巻きリボン」と「飾り用リボン」を用意します。
巻きリボンは約10cmでカットしたものを2本。
両端に両面テープを貼って折り返し、ほつれ止めの処理をしておきます。
花材の準備ができたらさっそくブーケを作っていきましょう!
【ブーケを組んでいきます】
ビギナーさんでも簡単きれいの最初のポイント、「ブーケの土台となるクッション花材」から入れていきます。
大きめのアジサイをブーケの中心にします。
メイン花材のバラのつぼみを入れていきます。
アジサイをかき分けるようにして、入れたい場所に1本ずつ配置していきます。
ブーケは制作中に茎が動いてしまうことがよくありますよね。
でもアジサイをクッション代わりにすると茎が安定して作りやすいのです!
バラのつぼみをすべて入れます。
ブーケの正面にはやや多めに花を入れていきます。
茎はクラッチブーケでよく使うスパイラル(らせん状)にする必要はありません。
今回は茎をまっすぐに下ろして束ねる「パラレルクラッチ」にしますのでまっすぐに下ろすだけで大丈夫。
ビギナーさんでもこれなら簡単ですよね♪
バラの位置を上からチェックしてみましょう。3か所に分けて配置しています。
同じ色の花をまとめて入れるとすっきりとまとまりますよ。
バラはアジサイより低くならないように入れていきましょう。
次にスプレー咲きのミニローズを入れていきます。
TOP付近と右前面に入れてみました。
ポイントにネリネピックを1パーツ入れます。
先端が細い花びらを入れることでブーケのアクセントにもなります。
花がすべて入りましたので、ここで一度全体の形をチェックしておきましょう。
アウトラインが丸くなっているか、真上からも見て修正しておきます。
形が確認できたら、最後にグリーンを入れていきましょう。
ブーケの周りぐるりと包み込むように、シキミアのリーフを入れます。
ブーケの足元をリーフで隠すように入れると仕上がりがきれいです♪
【ステムの処理をします】
ブーケの組立ができたので、仕上げにステムの処理をします。
茎をひとまとめにしてフローラテープできつめに巻きます。
パラレルクラッチの場合は巻きリボンをやや幅広に巻きますので、テープも4~5cmの幅で巻いておきます。
ステムの固定ができたら、茎を持ちやすい長さにカットしてそろえておきます。
【リボンの巻き方・結び方】
巻きリボンを巻きます。
10cmでカットしておいた巻きリボンを下から巻きます。
2本目のリボンは1本目のリボンに少し重ねるようにして巻きます。
巻き終わりはブーケの後ろ側で両面テープで留めつけます。
2本のリボンの巻き終わりをそろえるようにするときれいです
最後に飾りリボンを結びましょう!
飾りリボンはブーケの正面でも後ろでもお好みで大丈夫です。
今回は正面に結んでみました。
【完成です!】
ミルフィーユブーケの完成です!
全体の色合わせも優しくふんわりとしているのでミルフィーユブーケの雰囲気が出ていますね♪
「ブーケは難しい」と思っている方も多いと思いますが、
アーティフィシャルフラワーなら組み直しも何回でもできるので失敗を恐れずにぜひチャレンジしてほしいですね。
また生花と違って挙式が終わってからもブーケが手元に残せるのもうれしいですよね。
お色直し用やトスブーケ、2次会用のミニブーケなど。
たくさんブーケを持ちたい花嫁さんは自分で手作りすると予算もぐっと抑えられますよ♪
ぜひトライしてみてくださいね。
この記事を書いた人
- フレーズ 柘植恭子
- 横浜市で資格もとれるフラワースクールを開校しています。
お花の趣味で年齢を重ねることが楽しくなる生き方を見つけてみませんか。通いやすいレッスン専用アトリエで土日や夜間も受講できます。
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